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ブルームーンに照らされて…カジカ48センチ~えりも町ツツミ海岸~

[ 2020年11月5日 05:30 ]

48センチ、47センチカジカを手にした筆者
Photo By スポニチ

 【爆釣タックルほっかいどう】気温が下がり、めっきり寒さを感じるカジカがメインのシーズンだが、東側のラストタカノハもあるので黄金道路へ向かった。

 10月31日、日没とともに入釣したのはえりも町庶野漁港左手のツツミ海岸。圧倒的にアブラコが濃い黄金道路で型物カジカが狙えるポイントだ。沖の岩礁が荒波を防いでくれるのでシケにも強く、魚の避難場になりたまりやすい。

 日没とともに東の空から上がってきたスーパームーン。この日はブルームーンと呼ばれる満月の大潮で夜9時干潮までが勝負である。竿先ライトも不要なくらいの月明かりの中、竿3本とも上針にカツオ、下針にイカゴロで右斜め沖に延長する溝に打ち込んだ。すぐに魚信があったのは一番近場の竿で、35センチの小型カジカからのスタート。遠目に打った竿からも同型のカジカがあがり、活性はあるようだ。

 溝中間の露頭岩がある沖に打ち込んだ竿の竿尻が上がる大きな当たり!大きく合わせて巻いてくるとなかなかの重量感で、本命の型物カジカ48センチが姿を見せた。その後は、ハゴトコの入れ食いが始まり、カジカの食う隙を与えないほどだ。かなり潮位が下がった午後7時、先ほどと同じポイントから上がってきたのは46センチ型物カジカ。この日は波もなく魚の入りも弱かったらしく、以後パタリと魚信が止まり同8時に終了した。

 翌朝、日の出とともにタカノハを狙い移動しながら3カ所打ったが、どこも33~34センチのリリースサイズのみ。しかし、ポイント次第ではタカノハも上がっている。フンベ入釣の伊藤繁昭さんは、タカノハ45センチ以下4匹と45センチカジカ。西側の浦河入釣の佐藤渥さんは、40センチ超えタカノハ3匹と45センチ頭にカジカ2匹としっかりキープサイズを釣っていた。

 これから良化するカジカと終了間際のタカノハを狙う日高方面は今がベストだろう。(苫小牧市・小坂 誠二)

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