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日本新狙える!?“超人級”バラムツ

[ 2020年9月30日 07:16 ]

西野さんは身長より大きいバラムツを釣り上げた                               
Photo By スポニチ

 マルキユーカップ2020「スポニチ東京海底谷深海魚釣り大会」が26日、神奈川県小網代・丸十丸で開催され22人が参加した。深海魚ハンターたちが釣り上げたのは…とてつもない大物も出たぞ!

 ◎横浜市の西野勇馬さん(22=大4)

 納竿11分前。水深250メートルで竿が大きく曲がった。

 IGFA(国際ゲームフィッシュ協会)認定の世界記録を43個保持する深海魚ハンターもこれまでにない引きだ。ラインが出され、ポンピングしながら手巻きで魚との力勝負。約25分間のファイトで上がってきたのは全長1メートル72のバラムツ。西野さんの身長(1メートル59)を上回る大物だった。

 大会では優勝を狙っていたものの釣果はフトツノザメ1匹。日本記録あるいは“世界”を狙えるかもしれない大物を釣り「深海魚ハンターとしての爪痕は残せました」。

 ◎大田区のさかな芸人・ハットリさん(32)

 釣果はスミヤキ1匹、シロムツ3匹、ギンメダイ1匹。

 大会には手巻きリールで臨み「深海釣りは楽しいのですが、体力を使いますね」と表情には疲労の色を浮かべた。

 十八番は魚の名前で歌う替え歌芸。大会では入賞は逃したものの「おいしい魚が釣れてよかったです」。

 ◎杉並区の川治文克さん(25=大学院生)、横浜市の戸上晴夏さん(22=会社員)

 仲良しカップル。川治さんが深海釣りを始めたのは昨年から。「普段、出合えない魚が釣れるのが楽しいです」。ホシザメではJGFA(日本ゲームフィッシュ協会)の日本記録ホルダーだ。

 一方の戸上さんは深海釣りは初めて。そろってユメカサゴを釣り「楽しいですね。人が釣れるのを見ているのもいいですね」。

 ◎沼津市の梶谷竜也さん(28=ガラス工事業)

 深海釣りに初挑戦。出身校である北里大海洋生命科学部の後輩・西野さんの誘いで大会に参加した。

 「大変でした」と手巻きリールの巻き上げに悲鳴を上げながらもフジクジラを釣り上げ「うれしいです」。ユメカサゴとスミヤキも追加していた。

 ◎相模原市の豊田啓吾さん(55=会社役員)

 深海釣りは「ライトタックルでキンメダイなど食べておいしい魚を狙っています」。10ポイントを獲得して3位に入賞したフジクジラも「ネットで調理法を調べて食べてみようかな?」。

▽主催
スポーツニッポン新聞社
東日本釣宿連合会
▽特別協賛
マルキユー
▽協賛 大塚食品、オカモト、サクラ高級釣竿製造所、サニー商事、シップスマスト、シマノ、ジャルパック、上州屋、ダイワ(グローブライド)、タックルベリー、釣り船情報ぎょさん、デジタル魚拓DGS、ハイアールジャパンセールス、ハヤブサ、ミヤエポック、モーリス、ルミカ

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