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マイカ ズシッと刺身サイズ~泊村兜千畳敷~

[ 2020年9月3日 06:50 ]

刺し身サイズの“おいしい大型”マイカ
Photo By スポニチ

 【爆釣タックルほっかいどう】9月の声を聞くと「秋サケ」と呼ばれる名の通り、道内各地で最盛期に向かって釣果が上向くサケ釣りのシーズンインとなる。8月初めの釣行でおいしいマイカを楽しんだ泊村兜千畳敷の磯へ、サケシーズン前の最後の釣行へ向かった。数は落ち気味だが大型が釣れていると聞いていたとおり、刺し身サイズの大型の引きを楽しんできた。

 繊細な釣りなので、とにかく風の弱い日を選び8月27日午後8時すぎに現地着。先客の車は5台で、好ポイントの先端部には先客6人並んでほぼ満席。まだ当たりが少ないと聞いたが、やはり型物が上がっているといい、先端部左側のロープ横にタックルをおろす。

 釣り方は前回同様に餌巻きエギを使ってのエギング。塩じめの鳥ササミを巻いてキャスト開始は同8時半。前回は10投以内で来た当たりもしばらく出ないまま、エギを替えつつ時間が過ぎていく。手前への潮の流れが強くなるとヒット率が落ちるので、エギに3グラムのシンカーを付けた数投後に突然エギが海中で止まるズシッとした当たり。緩めにセットしていたドラグがジリジリと出ながらも、時間をかけてゆっくりと足元から抜いたのは全長38センチの刺し身サイズのマイカ。

 潮も込み始めて先端部の先客は重めの餌巻きM3のテーラー仕掛けにサバの身を巻いてすでに大型5匹。タナが深いようなので重めのエギに替えてキャストを繰り返すと、1匹目よりもさらに重い当たりだ。ずっしりとした手応えを楽しみつつ寄せたが抜き上げ直前に無念のバラシ。すぐにキャストを再開したが、その後は静かな時間が過ぎ午前0時前に納竿とした。

 釣り方次第ではまだまだ大型が狙える兜千畳敷のマイカ釣り。サケ釣りシーズンになるが、まだ狙いたいおいしい釣り物だ。
(スポニチAPC・永井 良春) 

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