極太ゴマサバ40センチ 期待マダイ来ずも…

[ 2020年8月27日 07:28 ]

船中1号は柴美久さんが上げた大サバ
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 【ガイド】相模湾西部の福浦沖はマダイの名所。これまでに何度もいい釣りをしてきた。釣行数日前、女性が2キロの良型を釣ったとの報。ハシリの秋ダイを狙ったが…海中を突っ走ったのは大サバ。連日の高水温に本命はバテ気味なのか…。期待を満たすのは涼風待ち!?(スポニチAPC・林悠二)

 ◎福浦・よしひさ丸

 冬場のキンメダイ、春から7月いっぱい釣れ続いた良型イサキ。8月から宿は得意なマダイに切り替えている。

 陸上では35度を超す猛暑日が続く。その一方で涼しげに波しぶきを上げて走る船。厳しい暑さも気分的にしのげる感じだ。

 この日釣り人は6人。6~10メートルの長ハリスでもオマツリ皆無。ストレスなし。

 「水温は29度と高め。餌取りも多いからコマセは少なめで」と、高橋稔船長。

 「タナ30メートル。どうぞ」

 一発大物の出現を期待して一斉に仕掛けを投入。起伏の多いエリアで、海面からのタナ取り。一度、40メートルまで下ろして指示ダナに戻すスタイルだ。

 数投目に軟調な竿を絞ったのは、中郡二宮町の柴美久さん(26=主婦)。隣で竿を出す夫、浩平さん(同=医療業)の手を借りて取り込んだのはゲストのサバ。夏が旬のゴマサバで、脂が乗った極太の40センチ級。

 「先月、子供が生まれたばかり」と美久さん。早産で現在、赤ちゃんは入院中。来月、退院するまでの息抜きで福浦へ。まだ釣ったことのないマダイゲットが夢のよう。

 サバはポツポツ掛かるが本命はご機嫌斜め。船は福浦沖を皮切りに、岩、根府川沖と広範囲に移動。

 「反応は濃いですよ」――船内アナウンスの都度、全員が竿先を注視。いつ来ても対処できる態勢だ。

 「タナは底上12メートル。水深60メートル」――ここは海底が平らなエリア。低めを狙うとアマダイが交じるらしい。マダイがダメならこちら…。で、底をはわせ気味に狙うとギューン。しかし、上がったのは25センチ級のイトヨリダイ。この日唯一の赤い魚だった。

 船長も西へ東へと移動を繰り返してくれたが、高水温とナギ倒れで本命は食い気をそがれ型見ずに。数日前には2キロ級のマダイを頭に5人で3匹。いい日があれば、こんな日も…。

 ◯…「孫娘が私の帰りを待っているんですよ」――西多摩郡瑞穂町から仲間3人で来た小松達夫さん(72=自営業)は宿の常連さん。前回は大サバが15匹。脂の乗りが良くて家族に大好評だったとか。この魚を調理したのが小学校5年生の孫娘。1年前に小松さんが包丁さばきを伝授。今では下ごしらえ、刺し身…全てお任せ。2日前、茅ケ崎で釣った50匹のマアジはこの“天才板前女子”が大皿いっぱいのタタキとナメロウに変身させたそう。「今回のサバは何に…今から楽しみ」と、顔を崩した。

 ▼釣況 東日本釣宿連合会所属、福浦・よしひさ丸=(電)0465(63)3884。乗合は午前5時20分、料金はコマセ、氷付き1万円。女性は9000円。「キハダ、本ガツオも釣れだし次第、別船で狙います」と船長。

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