2年ぶりの大群!5点掛けにヤ~リ~

[ 2020年5月21日 07:07 ]

イカ釣りは“関東流”の斎藤さん
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【東北の釣り】宮城県沖に心待ちにしていたヤリイカの群れが到来。5点掛けも飛び出して、2年ぶりの感触にヤ~リ~!亘理・きくしん丸では良型が上がっている。 (スポニチAPC・菅野 順也)

 一昨年、ヤリイカの群れの北上ルートに変化が見られ、宮城県でもヤリイカ狙いの船が出船となった。この海域では目新しい釣り物で、人気はすぐに沸騰。しかし昨年も同様に楽しめるか?と思われたが群れが入らず期待はずれの年となってしまった。そして今年は、一昨年と同様に浅場に群れが出現し、待望のヤリイカ船が再び出船となった。

 午前5時40分、水深35メートルダチに到着したきくしん丸。海底は天然の根が点在していて、小魚などのベイトが居着いているポイントだ。「現場到着です。これから群れの反応を探します」と菊地慎吾船長のアナウンス。準備する間もなくすぐさまゴーサインが出た。投入器から仕掛けを放ち、着底すると糸ふけを取らないうちに私の竿に「ツンツン」とヤリイカがイカヅノに触れる感触が表れて「ズシッ」と重量感に変わった。巻き上げるとさらに重みが増して、2点掛けのスタート。

 この船で狙う魚は何でも挑戦しているという、福島市・菊地文昭さん(72)は「待望の群れが来たのでさっそく釣行です。重さが伝わった瞬間がたまりませんね」と3点掛け。

 穂先を見つめて丁寧な誘いを続けていた、西置賜郡・鈴木俊春さん(68=農業)は「65歳まで送電線関係の会社に47年間勤めましたが今は自分で仕事をしているので、釣りが主体です」と良型を連発。

 昔は仕事で横浜に住んでいたので、東京湾でヤリイカ釣りをよくしていたという、仙台市・斎藤和也さん(63)は「釣り慣れていたこのイカが地元でも釣れるので釣行です。懐かしい感触を思い出しました」と徐々にペースアップしていた。

 ヤリイカが釣れる海域としては水深が極めて浅く、後半は28メートルダチのさらに浅場でも濃い反応が表れた。ほぼ全員が“着乗り”状態で、私にも来た。1匹掛かったのを確認して、ゆっくり追い乗りを誘うと「ズン、ズン、ズン」と道糸をきしませて5点掛けで浮上して31匹の釣果となった。菊地船長によれば「これだけ浅い水深でヤリイカが釣れるところは珍しいようです。専用竿がなくてもオモリ60号が使用できれば2~3メートルの竿で十分に代用できます」とのこと。

 ▼釣況 東北地区東日本釣宿連合会所属、亘理・きくしん丸=(電)0223(35)3552。出船は午前4時半。乗合料金1万円。
 ※31日までは関東圏からの来訪の自粛を要請中。

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