伊勢湾沿岸で春のシーバス祭り~三重・JFE突堤~

[ 2020年4月15日 05:30 ]

この日最大となる53センチのシーバスを手にニッコリ
Photo By 提供写真

 シーバスフィッシングには最高の季節がやってきた。三重県の伊勢湾沿岸部にはエサとなるゴカイや小魚が姿を現し、産卵後の体力回復のため、大型が荒食いする。そんな捕食に荒れ狂う獲物との出合いを求め、津市のJFE突堤へと車を走らせた。(魚魚クラブ・橋本 広基) 

  釣行日は3月中旬。ポイントに到着すると海中にはびっしりと海藻が生い茂り、無数の小魚が泳いでいた。エサを追い求めて湾内に入ってきたスナメリの姿も見え、海の中はすっかり春模様だ。

 辺りがうっすらと暗くなり始めた午後6時半からキャストを開始。周囲には釣人も多く、シーバスが好調である状況が伺える。ルアーは、小魚をイメージし、重りと針が一体化しているジグヘッドに3インチ程度のワームをセット。ルアーを引いてくる水深は、海面下50センチから1メートル付近を意識し、流れに乗せてゆっくりと引いてくる。

 すると、予想通り開始早々から〝シーバス祭り〟が待っていた。サオを持つ手がガツンッと引ったぐられ、明確なアタリが手元に伝わる。1投1ヒットのラッシュの幕開けだ。

 力強くアワセを入れると、大きくロッドは弧を描く。銀色のきれいな魚体は、豪快なジャンプで月明かりに照らされ、「ゴンゴン」と頭を振りながら、海中へと突っ込むトルクフルなファイトを堪能。「バシャバシャッ」と海面には水しぶきが上がり、静寂の中、「ジィーッ、ジィーッ」とリールのドラグ音が鳴り響く。

 そして、ヒットが止まらない大興奮の状況がなんと2時間以上続き、釣り上げたシーバスの数は30匹以上。40センチサイズを中心に最大は53センチ。釣り上げたシーバスの口からは、5センチ程度の小魚が確認でき、捕食に荒れ狂う最高のタイミングでの釣行となった。

 今後は例年通りなら今月から5月にかけて更に釣果が期待でき、サイズも上がってくる。昨年度は60センチオーバーの入れ食いも経験しており、ライフジャケットやスパイクシューズなどの安全装備にも気を付けながら、春の豪快なシーバスフィッシングを楽しんで頂ければと思う。

 <JFE突堤へのアクセス>車なら伊勢自動車道久居ICを降りて国道165号線を高茶屋方面へ。ジャパン・マリンユナイテッド正面ゲート前を右折すると目的地。久居ICからは約15分。



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