アイナメ45センチ ワカサギ来た!!

[ 2020年2月6日 10:49 ]

須藤さんに40センチのアイナメ
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 【東北の釣り】宮城県網地島(あじしま)沖では高級魚の五目釣りが楽しめる。特にアイナメは引き味も抜群。福島県桧原湖はワカサギ釣りの真っ盛り。暖冬のせいで風物詩である雪原はないが、釣果は上向いている。(スポニチAPC・菅野 順也)

 ◎塩釜・みなとや

 「水深は22メートル、きつい根なので根掛かりに注意してください」と、秋元勝治船長からゴーサイン。小型片天ビン仕掛けに青イソメを付けて一斉に投入となった。

 港から航程1時間20分。牡鹿半島突端の南側に位置する、網地島近くに到着したみなとや丸。魚探には高低差の大きな根が映し出された。

 丁寧に小突きを入れて誘うと「ガンガンガン」。竿が大きく暴れて、一瞬でアイナメと判断できる明確な魚信が伝わった。32センチが私にヒット。

 会社の同僚4人で釣行の、山形市・荒井健さん(47=会社員)は「私は数より型です。砂地にはない魅力が根回りにはありますね。この首を振る強い引きがたまりませんよ」と、希望通り「型」のアイナメをキャッチ。このポイントで釣れる魚は他にソイ類や黒メバル、そしてマコガレイ・ナメタガレイなどの大型が期待できる。荒井さんと同行の、村山市・須藤誠さん(37=会社員)は「においで寄せる岩イソメと、ボリュームの青イソメを一緒にハリに付けて食わせました」と、特効餌の効果を発揮して45センチのアイナメを浮上させた。

 後半は40メートル前後の深場に船は移動。「岩場に居着くカレイ類を狙います。小突きを入れてから少し浮かせて待つのも効果があります」と話す秋元船長。マコガレイとマガレイも登場した。当日はアイナメがメインの釣果となり、須藤さんが竿頭で8匹。絶景の離島周辺に広がる天然の根は餌が豊富、手応えのあるサイズがそろった。

 ▼当日の使用タックル 竿=がまかつ「鰈幻粋MH1・65」、仕掛け幹糸=ヤマトヨテグス「ファイター砂色」8号、ハリス=同「フロロハリス」4号、道糸=同「PE JIGGING 8 BRAIDED」2号。

 ▼釣況 東北地区東日本釣宿連合会所属、塩釜・みなとや丸=(電)022(366)3709 出船は午前6時。乗合料金9000円(餌・氷付)。

◎桧原湖・温泉民宿ひばら

 記録的な暖冬のこの冬。「氷結していない桧原湖ではワカサギ釣りができないのでは」などと思われがちだが、そんなことはない。
 「安全に毎日釣りを楽しんでいただいています。当宿のドーム船と屋形船では合計100人乗船可能です。2本ずつ竿を出して2~3人、1本竿なら4人で入れる個室も好評でお勧めです。水温が下がって全く臭みのない桧原湖自慢のワカサギです」と、民宿ひばらの伊藤毅専務がにこやかに迎えてくれた。

 湖畔に車を止めて送迎ボートに乗り、わずか1分。水深12メートルのカケ上がりポイントに浮かぶドーム船は満席のにぎわいだった。

 ワカサギ釣り歴25年の福島市・吉原正夫さん(57=会社員)は「わずかに表れる当たりをいかに捉えるかが、一番の魅力ですね。魚探に群れが映ると気持ちが高ぶります」と4点掛けを披露。 繊細で気難しい“妖精”は、釣り上げた達成感が満点。そこにベテランを引きつける奥の深さがあるのだ。

 伊藤専務に、ワカサギを釣るコツを伺うと「どんなに食い渋りの日でも群れは必ず何度も回ってきます。突然の当たりに即反応できる集中力が一番大切です」とのこと。

 職場の仲間で釣行、武蔵野市・岩渕和義さん(43=会社員)は「細い糸を通して魚の感触が伝わるのが面白いですね」。千代田区・岡山絢子さん(37=会社員)は「釣れても釣れなくても、待っている時間も楽しいです」。豊島区・小島静華さん(34=会社員)は「初めてのワカサギ釣りです。みんなでわいわい、テーマパークみたいですね」と、仲良く3人同時にヒットで「来た来た!私も!私も」と歓声が上がった。

 ▼釣況 東北地区東日本釣宿連合会所属、桧原湖・温泉民宿ひばら=(電)0241(34)2368。ドーム船+遊魚券4200円から。随時送迎。要予約。

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