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指5本幅1メートル超続々!!ルアーマン集結 タチウオ活発 浅場「ヤリ時」東京湾まだまだチャンス!

[ 2020年1月24日 07:02 ]

釣れるのはこのサイズが主体。ずこいわ!
Photo By スポニチ

 【釣り姫見参!】東京湾のタチウオが活発に釣れている。“釣り姫”ことふくだあかりが訪れたのは深川・吉野屋。得意のルアーで勝負だ。

 東京湾の釣り物の代名詞といえばタチウオがある。通年狙うことができ、夏は浅場で小型の数釣り、冬は深場で大型の型狙いと相場が決まっている。しかしどうも今季はちょっと様子が違うらしい。

 深場に落ちてもいい時季なのにまだ浅場にいるという。しかも大型が中心で数も釣れている。釣行した日は時々、小雨の曇天にもかかわらず、噂を聞きつけたルアーマンで満船。

 前回、“ルアタチ”をした時には船中釣果のスソだったワタシ。正直、苦手分野ではあるけれど釣れている時にコツをつかみたいと、意気込んで参戦。ポイントは横浜沖の水深30メートル前後。ジグは120グラムをチョイス。底まで落として、ほとんどジャークさせずにゆっくり巻き上げてくるといきなりのヒット。かなりの重量感に驚きつつも慎重に上げてくると、なんと1本目からメータークラスのタチウオが。しかもどうやら船中1本目っぽい。 これに調子を良くして、スローで誘いを入れつつ追加を狙うも、その後が続かない。他の方は順調に釣れているみたいだけれど、ワタシには当たらない。あれやこれやとしゃくりを変えて工夫していると、フォール中、あまりサミングせずに、早く落とすフォールでの当たりで連続ヒット。

 その後は巻いている最中に当たりが。底から15メートル付近でも当たりがあるため、広範囲に丁寧に探っていくとコンスタントに釣れてくれる。しかも釣れるほとんどがメーターオーバーで最大は110センチの指5本幅。当たりも引きも最高!
 潮が速いときなどは船が自然に流れるため、浅場でも100~120グラム前後の重めのジグが有利。またフォールスピードが速い方がフォールでの当たりが出やすい。落下スピードの速いジグを持っていくのも忘れずに。

 よく釣っている人のジグを見てみると、重いけれどシルエットが小さいものがいいみたい。ワタシはこの日、シルバーホロのジグに当たりが集中。他に赤金やピンク・紫ホロにも反応があった。

 この日、トップはミヨシの常連さんが45匹。貸し竿で初めての方でも8匹。ワタシも苦手なタチウオジギングでリリース含め21匹とまずまずの出来。ルアーでのタチウオの当たり方も分かってきて、ちょっと苦手意識がなくなったかも。今度は別パターンの時にもやってみたいな。

 浅場での釣りは今が「ヤリ時」だそう。ぜひ、トライしてみてね。

 ◇ふくだあかり 1981年(昭56)生まれ、茨城県出身。07年、趣味で釣りを始める。08年に始めたブログ「百目」は、月間30万アクセスの人気。著書に「初めての釣りガール スタイル&レシピ」(講談社)などがある。16年から茨城県海面利用協議会委員を務めている。

 ▼釣況 東日本釣宿連合会所属、深川・吉野屋=(電)03(3644)3562。出船は午前7時。乗合料金は男性1万円。女性、高校生7500円、中学生以下5000円。

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