マコガレイ3連発!~明石市・新浜~

[ 2019年10月9日 05:30 ]

31センチのマコガレイがヒット
Photo By 提供写真

  心地よい秋風を感じながら、投げ釣りを楽しめるシーズンになった。今回は乗っ込み(魚が産卵のために浅場に移動すること)の早場カレイを狙って、兵庫県明石市の新浜に釣行。大潮の激流と猛烈なエサ取りに四苦八苦しながらも、潮が緩んだ絶好のチャンスにアタリが連発。シーズン初の31センチの大物マコガレイを筆頭に26センチ、23センチと続いて短時間で3連発。盛期に向けて、幸先いいスタートが切れた。(神戸投翔会・松尾 幸浩)

 「こんなに暑かったら、カレイはまだ無理ですよ~」と釣友たちは口を揃えて諦めモード。それなら一番乗りを目指そうと選んだのが、早場カレイには定評ある今回の場所だ。

 必ず乗っ込んでいると確信し、9月27日午前6時過ぎに現地着。早速、荷物を担いで大波止に上がると、外向きにはズラリとルアーマンが並んで大盛況。こんな光景を見ると怖気づいてしまう人もいるが心配無用。狙うポイントは白灯台先端部の内向きなのだ。

 釣り場に着くと案の定、がら空き。これなら広範囲を探れると、急いでタックルをセットしてカレイバリ12号に塩マムシを刺して軽くキャスト。目の前の一文字波止との航路筋を狙う作戦だ。

 この日は大潮で満潮が午前5時ごろ。激流で有名な明石海峡に面し、下げ潮は川のように流れるので、潮見表で干満の時刻を確認することが大事だ。釣り場は内向きでも潮通しは抜群で、水深は約5メートルと浅いが、底はシモリが点在した砂地が広がり、いかにも大物が潜んでいそうだ。

 ただ、「水温がまだまだ高い乗っ込み期のカレイ釣りはエサ取り対策に尽きる」と言われる。塩で締めて硬くなった塩虫を使ってもベラやカワハギ、フグなどのエサ取りに数分で素バリにされてしまう。これでカレイが釣れるのか不安だが、エサ取りに負けないように打ち返していく。

 チャンス到来は午前10時ごろ。川のように流れていた激流が緩み、いかにも釣れそうな雰囲気になり、すぐにエサを替えてキャスト。サオ先を注視していると、相変わらずエサ取りが群がってサオ先は揺れ続いている。

 しばらく待っていると、コンコン、グィーッとサオ先が押さえ込まれた。半信半疑ながら一応、バシッと合わせると、ズシッとした重量感で乗った。しかも、底をはうように寄って来るので本命と直感。慎重に浮かせてランディングすると、プリプリに肥えたマコガレイだった。

 計ると31センチもあり、シーズン初の大物に思わずガッツポーズ。「さあ、時合いだ!」と周辺を集中的に探るとまたアタリがあり、26センチ、23センチ続いてマコガレイ3連発。潮に敏感なカレイの正直さにはいつも驚かされる。

 潮が止まるとアタリも止まり、数を伸ばそうと午後からの潮まで粘って見たが残念ながら追加はなく、午後3時過ぎに納竿。条件の厳しい中でも潮を読み、今年もカレイ一番乗りが達成できた。

 【今後の見通し】これから水温が徐々に低下すると、カレイの食いが上向き産卵前の荒食いが期待できる。


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