実りの秋マダイ 絶不調・春の分を取り返すべく様子見で好感触

[ 2019年9月11日 06:23 ]

第一号を上げた田中裕也 さん(左)と父親の宏昌さん
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 【ガイド】宿のホームページ(HP)とびらに「活エビあります」が点滅。エビ入荷で即座に出掛けたのは、鴨居大室港の房丸。9月を迎え気になっていたのが秋マダイの動きで、乗っ込みの春と並んでの好機だ。様子見で好感触を得た!(スポニチAPC・林 悠二)

 ▼鴨居大室港・房丸

 房丸が周年狙う東京湾口の浦賀水道。高橋房男船長の十八番は、第3海堡(かいほう)跡を中心とした周辺一帯だ。例年順調だったが、今季に限り春マダイが絶不調。それが9月を迎え、徐々に上向きだした。おまけにエビも入荷。これは、行くっきゃない。

 当日の潮止まりは午前11時。潮通しの速いエリアだが、潮止まり前後は仕掛けがなじみ釣りやすくなる。

 10時すぎに左舷ミヨシで竿が立つ。第1号を仕留めたのは横浜市の田中裕也さん(20=大学2年)。片天30号、ハリス4号×3メートル、豆テンヤ2号の鴨居式仕掛け。タナ4メートルで45センチの中ダイを手にVサイン。この少し前には父親の宏昌さん(51=会社員)が50センチのヒラメを上げている。

 トモでは赤金色のタイラバ(100グラム)で狙った人が45センチ級をゲット。一方、生きエビ効果かホウボウ、カサゴ…ゲストが船中で何度も竿を曲げた。

 鴨居式テンヤで2キロと1キロを含め3匹上げたのは三浦市の山下正弘さん(66)。ワラサ、サワラ対策で太ハリス5号を使用。「タナは終始ハリス分の3メートルでした」とは山下さん。

 筆者は潮の速い時は鴨居式、緩い時は一つテンヤで狙ったが、鴨居式の時に強烈な当たりが襲った。しかし、ハリ掛かりせずにバラシ。良型ヒラメ2匹で、本命は次回への持ち越しに。

 ▼高橋房男船長の話 浦賀水道は落ちマダイの通り道。秋の水温低下に伴って、東京湾奥に入り込んだ魚が群れで沖に出て行く時。“数の秋”が楽しみ。

 【タナ取りのヒント】鴨居式の場合は豆テンヤが底スレスレか少し上。海底の変化に合わせ、マメにタナの取り直しをする。タナの目安は速い時は基準の3メートル、緩い時は3・5~4メートル。タイラバは鴨居式の人とのオマツリを避ける意味で80~100グラムの重めを使用。一つテンヤ、遊動式もできる限り重めを使いたい。

 ◯…2年前に1日で24匹、年間300匹のマダイを房丸で釣り上げた名人も乗船。一つテンヤ派だが「最近は遊動式オンリーです」とは藤沢市の鈴木宏俊さん(62)。潮が速い中、何度も投入を繰り返し「3メートル上で来ました」と良型を2匹ゲット。数日前には6匹で竿頭。「この分だと、今秋はいい釣りができそう」と目を輝かした。

 ▼釣況 東日本釣宿連合会所属、鴨居大室港・房丸=(電)046(841)9206。乗合は午前8時出船、料金は餌付き8500円。生きエビのない時は冷凍エビを支給。

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