キハダ31・7キロ絶叫V 木下さん「よっしゃ~」真夏の激闘制した

[ 2019年8月7日 06:16 ]

31・7キロのキハダを釣り上げ優勝を飾った木下和敬さん
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 【バリバスカップ2019スポニチ相模湾マグロ釣り大会】 バリバスカップ2019スポニチ「相模湾マグロ釣り大会」が4日、相模湾一帯で開催された。大物を狙い150人が茅ケ崎・沖右衛門丸4隻、平塚・庄三郎丸4隻に分乗し、1匹の重量を競った。食い渋りの中、31・7キロのキハダを釣った浦安市の木下和敬さん(41=会社員)が優勝した。(久世 明子)

 敵は150人の参加者だけではない。群れを追って集まった大船団は約50隻。ざっと見回しただけでも、500~600人超が大物を狙う過酷なレース。船長たちは魚探を見つめながら船の間を縫うように操船を続けるが、魚は思ったように口を使ってくれず、厳しい状況が続いた。

 優勝した木下さんは三井物産釣魚部に所属、メンバー5人とともに沖右衛門丸28号船に乗船した。右舷ミヨシから3番目の釣り座で当たりを待っていた午前9時半ごろアミコマセをまいて、竿をあおったところでガツン。ラインが一気に100メートル出た。手応えから「いいサイズだなと思いましたが、とにかく重くて」。ドラグを締めたが巻ききれないばかりか、100メートル巻いたところで、再びラインが出されてしまった。約20分間の“真夏の激闘”の末、超ド級のキハダが上がった。

 検量所に持ち込まれたひときわ大きな2匹に、周囲からため息が漏れる。大会スタッフの「31・7キロ」の声に「よっしゃー」。木下さんは拳を突き上げた。

 本格的に釣りにハマったのはここ10年ほど。今大会には釣魚部部長の浜本三喜男さん(44)に誘われての参加だった。沖縄でのマグロ釣りの経験はあったが、相模湾は初。優勝に「感無量です。釣れると思っていなかったのに、まさか優勝できるなんて…」。日焼けした顔は心地よい疲労感と、喜びに満ちていた。

 ◇大会成績(1匹の重量、対象魚はすべてキハダ、単位キロ)(1)木下和敬(浦安市)31・7=沖右衛門丸28号船(2)井上崇(世田谷区)24・5=同2号船(3)山本寿(海老名市)23・7=同(4)湯本哲也(府中市)17・5キロ=同28号船(敬称略)

 ▼APCの目 相模湾のキハダが1日に解禁。大物ファンにとって待望の幕開けだ。誰もが怪力の持ち主とのやり取りを夢みた大会だった。しかし、魚探やソナーには反応が出るのに魚に元気がない。例年同季には本ガツオも交えてキハダが出たが、この日は4匹でストップ。今季は時期尚早の感。餌のオキアミになじんでいないのだ。しかしここ連日、多くの乗合船がコマセをまき続けている。相模湾爆釣!マグロの瞬殺、秒殺…にぎやかな声を耳にするのもさほど遠くない。お楽しみはこれからだ。(林 悠二)

 ▽主催

スポーツニッポン新聞社

東日本釣宿連合会

 ▽特別協賛

モーリス

 ▽協賛

大塚食品、オカモト、サクラ高級釣竿製造所、サニー商事、シップスマスト、シマノ、ジャルパック、上州屋、ダイワ(グローブライド)、タックルベリー、釣り船情報ぎょさん、デジタル魚拓DGS、ハイアールジャパンセールス、ハヤブサ、マルキユー、ルミカ

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