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♪夢のキス!キス!キス!、キス!キス!キス!~和歌山市~

[ 2019年7月3日 10:00 ]

23センチ良型とのダブルでキスがヒット!
Photo By 提供写真

 陽射しが強くなり、暑さも本格的になる7月は、ビーチからのキス釣りが面白い。場所によっては遊泳が始まる早朝の一時に限られるが、この時期はほとんど波打ち際に群れるので、いい潮回りなら活性も最高潮。今回は和歌山市の海水浴場で良型キス75匹をゲット。バンバンヒットするので、夏休みのファミリーフィッシングに最適だ。(神戸投翔会・松尾 幸浩)
 今回、選んだ釣り場は、人工島・和歌山マリーナシティの北側、ヤシの木が立ち並んでリゾート感のある、浜の宮海水浴場だ。 現地到着は6月24日午前6時ごろ。サオ1本とクーラーだけの軽装備で浜に下りる。ここは遠浅の浜で北側に行くほど水深があるので、南のコンビニ前付近まで歩いて早速、タックルをセットする。
 朝マズメ時には良型が釣れるので、キスバリ6号の7本バリ仕掛けに石ゴカイを刺して軽くキャスト。天候は晴天で無風、ベタナギ。しかも小潮で満潮が午前8時ごろと、条件も最高。これなら釣れるだろうと自信満々でサビクと予定通りに波打ち際でブル、ブルルンと心地よいアタリが連発。慎重に抜き上げると15センチ級の6連で思わず口元が緩む。しかも、ポイントが近いとアタリも明確。キス釣りの醍醐味は何といってもアタリだ。小さな体からは想像もできないシャープさで虜になる。さらに、正面、左右と広範囲に探ると思った通り、キスが近場に寄り、まさに入れ食い状態で面白ようにヒットする。
 ただ、朝の時合いは活性が高い一方、キスを狙う魚もおり、スズキやヒラメの猛襲で掛かった獲物をかなり取られたが、それでも37センチのヒラメをゲット。いい土産になった。
 それからは、数を増やすために斜め方向へキャスト。出来るだけキスの寄り場を長くサビけるようにすると、5連、6連が連続。その後、小型主体になったが、そんな中で良型23センチ級がヒット。これは手応え十分だった。
 ポイントを移動しながらどんどん釣果を増やしたが、向かい風が強くなり、波も出て一気に食いが悪くなったので午前10時ごろに納竿。それでも10~23センチまでを75匹の釣果に思わずニンマリだ。
 これから水温が安定してベタナギが続くと益々、キスの活性は高くなり、ビーチ全体で釣れるようになるはず。海水浴ついでに、パールピンクに輝く美しい魚の女王と戯れてみるのはいかが?

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