自作毛バリで余裕しゃくしゃく尺ヤマメ 激しく抵抗もネットイン!

[ 2019年6月28日 07:13 ]

田辺さんの指導で森さんは尺ヤマメを釣り上げた
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 【釣りの旅】「三依(みより)渓流つり場」は栃木県の鬼怒川水系男鹿川支流の「入山沢」の自然渓流を利用した源流の管理釣り場。キャンプ場のように広いバーベキュー場はファミリーで楽しめる。釣り場に併設される食堂で食べる生わさびそばは絶品で地産地消の極みと言えるだろう。(吉田 俊彦)

 鬼怒川の上流、男鹿川にある五十里湖。さらに会津西街道を福島県田島に向かうと日光市三依地区がある。筆者は、会津鬼怒川線の中三依温泉駅で三依在住のテンカラ釣り師の田辺宜久さんと待ち合わせ、入山沢特別漁場の三依渓流つり場を訪れた。栃木県北部はこれまでたびたび豪雨災害に見舞われてきた。1998年(平10)の那須高原を中心とした豪雨では有名人の別荘が流されたニュースが思い起される。

 近年では15年9月の鬼怒川堤防決壊を引き起こした関東・東北豪雨で日光市はたった3日で600ミリ超と9月平均降水量の2倍を超えた。

 三依渓流つり場周辺も甚大な被害を受け土砂で壊滅状態になった。しかし幸運にも奇跡的に養魚場と建物は流されずに済んだのだった。

 釣り場周辺の森に目を向けると、河畔(かはん)には落葉広葉樹の青葉がまぶしく、昆虫が豊富で魚たちの格好の餌となっている様子。全長800メートルにも及ぶ釣り場は餌釣りテンカラ、フライ&ルアーとどんな釣り方でもOKだ。石で仕切られたプール主体なので足場が良くファミリーにもお薦めだ。

 これからのシーズン威力を発揮する和式のテンカラ釣り。実は案内役の田辺さんは「石垣流テンカラ毛鉤(かぎ)」の師範代である。

 今回で渓流釣りが2回目という日光市地域振興課職員の森頌子さんに田辺さんがテンカラ釣りを熱血指導した。1時間ほどでテンカラのキャストがみるみる上達。巻き返しの流れに上手に打ち込んだ森さんの毛バリにギラリと魚が反応した。テンカラ毛バリに良型ヤマメが飛び出した。合わせが決まると予期せぬ大物は体をくねらせ激しく抵抗を見せたが、田辺さんが上手にネットイン。

 白銀に輝くジャスト30センチの尺ヤマメだった。ティペットはVARIVASの5X。ヒットフライは田辺さんの指導で森さんが自作した毛バリだった。

 ▼釣況 三依渓流つり場(栃木県日光市中三依1293)=(電)0288(79)0110。営業期間は3月21日~11月30

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