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〝花見ガレイ〟のシーズン到来!マコガレイ良型3匹ゲット

[ 2019年3月22日 15:08 ]

兵庫県明石市・大蔵海岸

32センチの立派なマコガレイをゲットだ
Photo By スポニチ

 【釣りラブ】日差しが暖かくなって本格的な春到来となれば、待ちに待った“花見ガレイ”のシーズンに突入する。一足先に今年の接岸状況を調べようと兵庫県明石市の大蔵海岸へ。明石海峡の激流に悩まされながらも、潮変わりの時合をうまく捉えて25~32センチのマコガレイを3匹ゲットした。まもなく訪れる本番へ向け、幸先のいい一日となった。 (神戸投翔会・松尾 幸浩)

 毎年、この季節になると体力を回復するために浅場に接岸したいろんなカレイが再び釣れ始める。釣り人はこれを花見ガレイ、戻りガレイと呼んでいる。

 8日午前6時ごろに現地着。まだカレイ釣りには少し早いのか、沖向きの好釣り場もがら空きだ。これなら広範囲に探れると東南の角に釣り座を取って早速、カレイバリ15号のハリにマムシをたっぷり刺してキャストする。

 カレイの寄り場探しで、投げ釣りのセオリー通りに遠・中・近と投げ分け、置きザオにしてアタリを待つ。ここはJR朝霧駅の南にできた埋め立て地で、激流で有名な明石海峡に面し、潮通しは抜群。しかも、たっぷりと水深があるため、花見ガレイ狙いで定評があり、神戸―明石間ではピカイチの好釣り場だ。

 期待の朝マズメ時は空振りも、潮が反転した午前8時過ぎに待望のアタリ。海面を滑るように25センチのマコガレイが姿を見せた。この1匹でやる気が出たが、それからすさまじい流れになり、流れ藻がラインに掛かってお手上げ状態。しばらくサオを上げて待機する。

 昼ごろから天気は良いものの西風が強くなり、思った以上に寒くて条件は最悪。それでも用意したエサはたっぷりと残っており、夕マズメの潮変わりに期待して粘ることにしたら、これが大正解。

 午後4時ごろから潮が反転。大型カレイを何度もゲットした西へ流れる込み潮のチャンスを待っていると、しばらくして潮が走り、垂れていたラインがピーンと張った。

 さあ、チャンス到来!と、サオ先を注視していると、一番左端のサオにコンコン、グイーッと待望の本命アタリ。「来たぞ!」と、サオに飛びついて大きく合わせると、ズッシリと凄い重量感。途中から強烈な締め込みに耐えて浮かし、慎重にランディングしたのが今度もマコガレイ。32センチもあるプリプリの見事な1匹だった。

 それから時合になり、次のサオにも大きなマコガレイのアタリで29センチもあった。大型の連発、見事な魚体に思わず口元が緩む。ここのカレイは身も締まり、味も抜群。晩ご飯で家族の喜ぶ顔が浮かぶ。結局、暗くなるまで粘り、その後の追加はなくて納竿した。

 ここは足場もよく、トイレもあり家族連れにも最適。4月末までは十分楽しめそうだ。 

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