大物よコイ!60センチゲット 初心者も簡単にキャスト

[ 2018年12月23日 13:10 ]

野ゴイをキャッチした息子の知来
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 【釣りの旅】首都圏から約1時間とアクセスの良い埼玉県入間市。最近ではアウトレットで有名だ。その入間市のほぼ中央を流れる霞川のテンカラ釣りと武蔵野うどんの隠れた名店「手打うどんさわだ」を紹介しよう。(吉田 俊彦)

 入間漁協が管轄する霞川は狭山茶の主産地である狭山台と加治丘陵からの水を集めた小河川である。入間川の支流で03年まで禁漁区であったが、市民への自然体験を促す目的で釣り専用区として解禁された。とりわけ学童の安全面や河川規模を考慮した資源保護の観点から遊漁規則でリール釣りや投網が禁止されており、珍しい手竿釣り専用釣り場となっている。

 茶畑からの湧水に恵まれた霞川にはなんと14種類もの魚が生息している。オイカワ、カワムツ、アブラハヤ、コイなどが毛バリで一年中釣れる。リールを使用しないテンカラ釣りなら毛バリ(フライ)で釣ることができる。中でもコイは賢く、力強く毛バリで狙う最高のターゲット。

 今回、読者のみなさんに特にお伝えしたいのは超簡単テンカラ仕掛けである。必要なのは3・6メートルのグラスロッド。安価な万能竿でOKだ。そして使用する糸はフライフィッシング用に販売されているVARIVAS「テーパーリーダー12フィート 3X」に毛バリを直結。この組み合わせなら初心者でも簡単に毛バリがキャストできるのだ。国産リーダーの強さと投げやすさに「さすがメードインジャパン」と納得してしまう。

 毛バリは沈ませるならよく見える白やピンク、オレンジなどのワームやエッグが良い。また浮く毛バリはカディスやフォーム材のパンフライが有効。ただし餌釣りの人がパンを多用するためコイの警戒心は半端ではない。まき餌にパンをむやみにまくのは逆効果だ。

 アプローチは静かにコイが回遊するタイミングを見計らって静かにキャストする。コツは毛バリがコイの口に消えたら間髪を入れずに強めに合わせること。コイの口はゴム質で硬く優しい合わせでは刺さりが不十分なのだ。コイが走ったら竿をのされないように立てて応戦。この日の大物は筆者の高校3年生の息子・知来(ちらい)が釣った野ゴイ60センチだった。ちなみにフックはカエシのないバーブレスフックが良い。外すのに安全なこととリリースする魚のダメージを少なくできる。魚を持って写真を撮る場合には、冷たくても必ず手を濡らしてからにしよう。コイは元気に淵に帰って行った。

 三井アウトレットパーク入間から車で10分ほどの霞川を渡った加治丘陵にあるうどん専門店が「手打ちうどんさわだ」=(電)04(2936)1726。一見お店には見えない民家で営業している。内部は畳敷きの昭和の田舎の集会所といった雰囲気であるが、本格的な武蔵野うどんが安価で堪能できる。ぜひ釣りの旅のお昼に立ち寄ってみてはいかがだろうか。

 ▼釣況 入間漁業協同組合=(電)042(973)2389。遊漁券は1日券400円、現場売り500円。霞川は禁漁期がなく通年釣りができるが、リールを使用した釣りは全面禁止されているので注意。

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