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京都・鴨川で“未来のハエ釣り名人”誕生!!

[ 2018年11月14日 14:53 ]

「第2回楽しいハエ釣りを全国に広める会」(スポニチなど後援 11月3、4日 京都市・鴨川)

無料子ども教室で、この日唯一のハエを釣り上げた小学5年の森下颯太くん
Photo By スポニチ

 美食家として有名な故北大路魯山人もおいしさに太鼓判を押したという、川魚のハエ(オイカワ)釣りをPRする「第2回楽しいハエ釣りを全国に広める会」(スポーツニッポン新聞社など後援)が11月3、4両日、京都市内の四条周辺を流れる鴨川で開催された。

 初日は、かつてテレビ番組「クイズ!ヘキサゴン2」などで人気を博したアユ釣り名人でタレントの村田満(79)を顧問に招いて、無料子ども釣り教室を実施。度重なる台風や大雨の影響、低水温、渇水状態の“三重苦”に指導役の選手も苦労する中、唯一ハエを釣った大阪市の小学5年、森下颯太くん(11)に「未来の名人誕生かも」という声が上がっていた。

 国際観光都市ということもあり、川の上に架かる四条大橋から外国人観光客が見学したり、飛び入り参加したカナダ人女性も。会を主催する「楽しいハエ釣りを全国に広める会」会員で本紙アユ釣りライターの横山芳和氏(62)は「海外にもこの釣りの素晴らしさが伝わってくれたらいいね」と喜んでいた。

    ――――競技会は宮田晋氏が67匹で優勝――――

 2日目は選手が競技会を実施。宮田晋氏(京都府宇治市)が67匹で優勝し、連覇を目指した前年覇者の横山氏は2位に終わった。

 来年も同じ日程で同所での開催を決定。問い合わせは賀茂川漁業協同組合=(電)075(495)3112。

 ◆ハエ 日本産のコイ科淡水魚のうち、中型で細長い体型をもつものの総称。シラハエ、ハヤ、ハヨなどとも呼ばれる。唐揚げや塩焼きなどにしたらおいしい。

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