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フワフワ誘ってワカサギ30匹 シーズン到来!渋くても楽しめた

[ 2018年11月8日 12:28 ]

食い渋りの中、確実に1匹ずつ釣り上げた
Photo By スポニチ

 【阪本智子のハッピーフィッシング】ワカサギの季節がやって来た。シマノの釣りガール、阪本智子が向かったのは神奈川県相模湖。秋の好天に恵まれ、ボートで“湖の妖精”とのやりとりを楽しんだ。

 ようやく来ました!この季節♪大好きなワカサギ釣りがこれから本格的に始まりますね!ということでひと足お先に、神奈川県相模湖の天狗岩釣案内所にお邪魔してきました。

 午前8時半にボートに乗っていざ出発。釣れるポイントまではスタッフさんが連れていってくれるので安心です。

 この日は10月末。木々が紅葉し始めててきれいやなぁ♪ワカサギ釣りのお客さんはちらほら。朝から釣りをしていた方にお話を聞くと、どうやら渋いらしい。

 桟橋を出て10分ほどでポイントに到着。水深は6メートル前後。ボートをロープで固定して準備を済ませ9時から釣りをスタート。釣りをじっくり楽しむために竿は1本出しで軟らかめを選びました。オモリは5号。仕掛けのハリは「狐」と「袖」の中間の1・5号、5本バリ。一番上に集魚カプセルを付けました。餌は白サシを使用。餌付けは2本のハリに1つの餌を付けて半分に切ることもありますが、まずは1本1匹のぜいたくな付け方で。お尻をハリに掛けて頭をカット。全部のハリに餌を付けたら仕掛けを投入します。

 よぉし、釣るでー!オモリが底に着いたら糸フケを取り、オモリを底につけたまま穂先が揺れるくらいにフワフワ誘います。誘ったあとは止めて当たりを待つ。

 すると穂先がプルプルッと震えた!ワカサギの当たりや!すぐに電動で巻き上げると4センチのワカサギ♪また仕掛けを下ろすと連発!

 このまま続くんちゃうか?と期待したけど、そううまくはいかず。当たりがぴたっと止まってしまった。誘いを細かくしたり、止める時間を長くしたり、少しタナを上げてみたり、いろいろと工夫をしてみる。結果、3センチほど底から上げてフワフワ誘って待ったときの当たりが一番多く出たかな!でも、全然掛からないんや?そこでハリを1号に変更。

 これでどうや!?うーん、掛からんなぁ。数が少ないんやろう。そこでポイントを移動。しかし当たりが出ない。どんだけ渋いねん!とツッコミを入れたくなりました(笑い)。

 生命反応を感じられなかったのでまたポイントを移動。3度目の正直になるか?同じく底から2〜3センチほど上げて誘ってみると、止めた時にチクッと当たりが!これは取るのが難しいなぁー。でも当たりがあるって楽しい!めちゃくちゃ集中して当たりを取りました。釣れたのは3センチほどの可愛いワカサギ!やってやった♪その調子でチクチク当たりを何とかとらえて数を伸ばしましたよ。

 少しでもポイントからずれると全く当たりが出ないので、ボートの微調整が大切!

 当たらなくなったら、ボートを少しだけ動かして、また釣って、の繰り返しでした。多点掛けを狙うのは厳しい状況でしたが、奇跡的に一度だけ2点掛けで釣れましたよ!この2匹で30匹達成。そのあともポツポツ釣れて、渋い割にはかなり楽しめたワカサギ釣りになりました♪

 ◆タックル ロッド=レイクマスターEXPEC M02K、リール=レイクマスターCT―T(以上シマノ)

 ▼釣況 東日本釣宿連合会所属、相模湖・天狗岩釣案内所=(電)042(687)2006。受け付け開始は午前6時。貸しボート1人乗り3500円、2人乗り5000円。ドーム船は大人3500円。高校生3000円。中学生まで2500円。

 ◆阪本 智子(さかもと・ともこ)1988年生まれ、大阪府出身。タレント、シマノ釣りガール。現在、BS―TBS「釣り百景」をはじめ、新聞、雑誌など釣り媒体にレギュラーを持つ。関西圏で放送中の朝の情報番組「おはよう朝日です」に出演中。オフィシャルブログは「Tomoko’s life」。

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