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特大85センチ 座布団ヒラメ 数型共に最盛期!!60センチ級が連続ヒット

[ 2018年10月11日 07:37 ]

荒井さんは85センチの座布団サイズを釣り上げた
Photo By スポニチ

 【東北の釣り】数も!型も!宮城県仙台湾のヒラメが釣れている。狙うは特大の座布団サイズ。閖上・永勝丸から出船した。(スポニチAPC 菅野 順也)

 今季は竿頭で25匹の釣果も。

 かじを握る永勝丸・遠藤学船長が目指したのは水深40メートルの魚礁のポイント。

 1投目、着底と同時に「ガツガツ」「ゴツゴツ」と私の竿が暴れながら曲がる。62センチを開始3分でキャッチ。他の乗船客の皆さんも次々にヒットで、ヒラメの集団から襲撃された様相だ。

 常にサイズアップの目標を持って竿を握っているという、宮城郡・佐藤隆さん(61=会社員)は「私の自己ベストは77センチです。ハリ掛かりした瞬間に強く引き込むのが面白いですね」と60センチ級を連続ヒット。

 餌のマイワシが着底と同時に当たりが出る状態はしばらく続いた。手返し優先のヒラメ釣りとなり、私の釣果は68センチを頭に28匹。

 この状況に遠藤船長は「数は十分ですね、特大の実績が高いポイントを狙ってみますよ」と船を水深30メートルの天然の根へ移動させた。

 佐藤さんと竿を並べていた同じ職場の釣り仲間という、仙台市・荒井賢一さん(61=会社員)は「私も狙いは大判ですよ。当たりは弱かったのに突然重くなったので驚きました」と85センチを釣り上げた。本日は荒井さんが自己ベスト更新に成功。

 仙台湾のヒラメ釣りは、数型共に今が最盛期だ。

 ▼釣況 東北地区東日本釣宿連合会所属、閖上・永勝丸=(電)090(8255)6083。出船は午前5時。乗合料金1万円。

◆抱卵の10月 コツは「静かに」

 ◎静岡県狩野川

 今季は解禁から絶好調。出水もあまりなく10月を迎えた。

 後半は入ったが遡上(そじょう)アユの魚体はまだ若い。上流部の放流アユ(湖産、人工産)は徐々に成熟し、落ちに入っており、下流部の魚影が濃くなる。

 これから狙いの中心は下流部の大仁地区、神島橋から中流部の雲金橋まで。中でも神島、大仁、修善寺地区が良い。釣り場も広いため釣り人の収容能力は高い。

 後半の釣り方の最大のコツは「静かに釣ること」。なぜならばメスは徐々に抱卵、オスも白子を持つようになり身を守るため警戒心

が強くなるからだ。

 朝一番はヘチから静かにオトリを泳がせよう。後半は特にごく浅いポイントでも縄張り

を持つからだ。野アユが数匹確保できたら計画通り、ポイントを攻略。狙うポイントのやや後方からオトリを誘導する。

 止め、待ち、泳がせ、引き釣りなどを駆使する。そして初期、中期より、ワンポイントに時間をかけてしつこく狙う。仕掛けはこの時期大物も交じるので、やや太めを使う。ナイロン、フロロなら0・2号以上、メタルなら0・05号以上に上下

の編みつけのラインもいつもより太めを使おう。(山口 渓水)

 群馬県桐生市の黒保根渓流フィッシング=(電)0277(96)2099=では13日(土)にルアーフライポンドで1日限定の餌釣りで開放。

 料金は1万円で大きさに関係なく、魚が20匹釣れたら終了。

 毎週土・日曜、祝日に放流しているマイトサーモン60センチ超が何匹か釣れる可能性も。

当日まで参加者募集中。

 翌14日(日)は新しい魚を大量放流。

 ▼釣況 大仁地区の一二三莊=(電)0558(76)3123。狩野川漁協=同(72)5945。

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