タチウオでハイタッチ　３回目ファン交流イベント“大漁”

主催者のワタシも１匹
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　【釣り姫見参！】“釣り姫”ことふくだあかりがこのほどファンとの交流イベントを開催した。狙うのは今季好調が続いている東京湾のタチウオ。深川・吉野屋から出船した。

　ファン交流イベントは今回が３回目。完全な個人イベントだからすべては自分で進めていく。釣り物を決め、船を決め、メーカーに協賛をお願いし、お客さんの募集を募る。今までやったことのないことばかりだったので、すべて手探りで、これでいいのだろうか？と毎回不安。不手際や忘れていることはないか？定員が埋まらなかったら、協賛が集まらなかったらどうしよう。みんなが釣れなかったらどうしよう。当日来ない方が居たらどうしよう…と、見た目とは裏腹に案外小心者の私はビビってばかり。

　けれどありがたいことながら、毎回好評で、いつも募集はすぐに定員いっぱい。協賛も集まり、トラブルもなく開催できている。

　対象魚は１回目がシロギス、２回目はマアジ、３回目となる今回は、ちょっとレベルアップしてタチウオにしてみました。

　当日は猛暑が続く中では奇跡的な曇り空。そんなに暑くなく、かといって雨も降らない最高の天気。後はみんなが釣ってくれたら万々歳！と私も一緒に竿を出す。

　水深は４０〜６０メートル。しかし船長の指示ダナで誘いを入れるもいっこうに当たりが出ない。周りの方も同じ。何度かポイントを移動し、やっとポツポツ釣れるものの、潮が動かず、連発しない。

　イベント開催日の１週間前まではトップで５０〜６０匹も釣れていたのに、大きな台風が過ぎ去ってからは不調が続いているようで、タチウオ釣りのベテランでやっとツ抜け。他の方も０〜５匹とかなり渋く、釣果はちょっと残念な感じだった。でも皆さんにとって修行のような厳しい一日であったにもかかわらず、大物賞や早掛け大会などもでき、最後まで楽しんでくれました。

　参加者の中には遠方から新幹線で来てくれる方が居て、それに合わせて釣り仲間が前夜祭を開いていたり、皆さん共通して「釣りが好き、ふくだあかりが好き」といってくれる方たちなので、“はじめまして”同士でもすぐに仲良くなって、釣ることだけではなく、釣りの輪が広がっていくのを見ているのもうれしい。

　またやってほしいという要望もあるし、続けていきたいと思います。

　次回は少し冒険して、千葉や茨城県で開催しようか？とか、屋形船で宴会はどうかな？（釣りはできないけれど）なんて考え中。

　協賛いただいたメーカーさん、船宿さん、そして参加してくれた皆さま、ありがとうございました！

　▼釣況　東日本釣宿連合会所属、深川・吉野屋＝（電）０３（３６４４）３５６２。出船は午前７時。乗合料金９８００円、女性・高校生７５００円。中学生以下５０００円。