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座布団1枚!ヒラメ4・64キロ草野さんがV ナイスキャッチの船長に感謝

[ 2018年7月11日 07:26 ]

4匹釣った丸山さんはこの笑顔。ヒラメ釣り開眼か?
Photo By スポニチ

 千葉県旭市飯岡の飯岡釣船組合主催「第3回初夏のヒラメ釣大会」(スポーツニッポン新聞社後援)が8日、飯岡沖で開催され、隆正丸など14隻から253人が参加した。大物1匹の重量勝負で第一太幸丸に乗船した江東区の草野穣さん(42=自営業)が4・64キロを釣り上げ、総合優勝した。 (笠原 然朗)

 数日来の“涼しさ”による急激な水温低下か、はたまた千葉県東方沖を震源とする最大震度5弱の地震の影響か、ヒラメはなかなか口を使ってくれない。

 各船とも苦戦を強いられる中、開始から順調に釣れていたのが田村光二船長が舵(かじ)を握る第十八隆正丸だった。

 20人が竿を出して午前11時の納竿まで船中で30匹超。トップは4匹でオデコは3人。次々とヒラメが釣れ上がるが、1キロ前後が主体だ。

 大物は釣れないが4匹上げて楽しそうな笑顔を絶やさない選手がいた。「ヒラメ釣りは3回目。過去に釣れたのは1匹だけで、ソゲサイズでした」と話す松戸市の丸山祐平さん(27)だ。

 建設現場の現場監督で、この日は会社の同僚と職人さん5人のグループで参加。最大が1・26キロで第十八隆正丸の優勝者となった。

 「数も型も、何もかも今までで一番です。運が良かったです」と話していた。

 各船ともに苦戦を強いられる中、優勝したのが草野さんだった。釣り座は左舷胴の間。最初からリールのドラグを緩め大物に備えた。優勝魚が釣れたのは午前9時ごろ。

 「船長がタモを入れてくれたけど魚が暴れて3回入らなかった。最後はハリから外れてしまったけど、船長がナイスキャッチしてくれました」と話した。

 これまで釣った最大は4・6キロ。今回はそれを40グラム上回って栄冠を手にした。

 隆正丸十八号船の“紅一点”が江東区の永井弘子さん(63)。タクシーの運転手で大会には仲間と一緒に参加した。釣り歴は10年。ヒラメやマアジなど何でも釣るが、「一番好きなのはホウボウ釣り。食べておいしいですからね」。

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