×

プレーバック2017 ラスト3分…3段引きマハタに大興奮

[ 2017年12月31日 08:46 ]

逆転満塁ホームラン級の1匹
Photo By スポニチ

 【プレーバック2017】本紙釣り面で健筆を振るったAPC、ライター陣が今年を振り返るプレーバック。さて何が釣れたのか?

 今年を振り返って特に印象深い釣行が、桜の開花と同時に訪れた勝浦・松部港の信照丸のマハタ五目釣り。

 同船の釣り人たちは好調で、ヒラマサまで登場する。しかし、本命マハタの姿はない。

 「これで最後の流しです」と吉野勉船長。マハタ五目を理由にすれば取材は成立するが、釣り人の本能が燃え上がる。

 最後の一投に集中する。残り時間は3分だ。すると「ゴン!ギューン」と一気に竿がひったくられる衝撃。豪快で独特な3段引きは今までの引きとは全く違うもの。達哉船長もタモを持って駆けつけてくれる。海面には「マハタだ!」と周囲の声。ラスト3分のドラマに大興奮して沖上がりとなった。

 釣りは人生そのもの。信念に自然(魚)が応えてくれるから、釣りはやめられないのだ。



 やってみたかったんだ、これ――ヒラメのすだれ。飯岡・隆正丸のHPでおなじみ、竿頭の名物画像。立てた指に、次々とヒラメを突き刺したカメラアングルだ。

 一度は自分も…その機会に恵まれた。秋に開催した同宿のヒラメ大会は審査員で竿は出さず。魚の顔が見たくて翌日、単身で乗船。

 全員が右舷に並んでの片舷流し釣り。船を風に乗せ、仕掛けを引きずりながら当たりを待つ。すると驚きの4連発。サイズも徐々にアップして、さらに3匹追加。で、この日のお立ち台に。トータル9キロ強、立てた指のしびれが心地よかった。

続きを表示

バックナンバー

もっと見る