湯元兄3位決定戦で涙「十分です」引退も示唆

[ 2012年8月13日 06:00 ]

レスリング男子フリースタイル60キロ級3位決定戦でコールマン・スコット(奥)に逆転で敗れて銅メダルを逃し、仰向けになって両手で顔を覆う湯元健一

ロンドン五輪レスリング男子フリースタイル60キロ級3位決定戦

 3位決定戦。湯元健は1―1で迎えた最終ピリオドで1点を先制しながら、猛攻を仕掛けてきた相手に、棒立ちとなったところを攻められ残り11秒で逆転負け。「銅メダルは獲れると思っていたので、スタンドに来てくれた両親や家族、応援してくれた人に申し訳ない」とぼう然とした表情で話した。

 前日、双子の弟・進一が55キロ級で銅メダルを獲得。「進一が(金メダルを)獲れなかったので、自分が(悔しさを)晴らそうと思った」という兄の意地が空回りしたのか、男子強化委員長の佐藤満チームリーダーは「組み手と足のリズムがそろってしまい、力を出し切れなかった」と悔やんだ。

 「ロンドンが最後の兄弟げんか。結果で勝ちたい」と宣言したのは先月14日の壮行会。10年3月に結婚した淳子夫人と、昨年誕生した長男・琥太郎くんの前での敗戦に、ショックを受けた27歳は「何が足りなかったのか、今は分かりません。4年前より強くなっているのは確かだけど…。弟と2人、自分たちのレスリングができたので十分です」と引退も示唆した。

続きを表示

「ロッチ・中岡創一のホッケー講座」特集記事

「五輪社会」特集記事

2012年8月13日のニュース