日本レスリング実った10年計画 米満で金4個目

[ 2012年8月13日 06:00 ]

金メダルを噛むのをためらう米満達弘
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ロンドン五輪レスリング男子フリースタイル66キロ級

 レスリング男子でフリースタイル66キロ級の米満が日本勢としては24年ぶりの金メダルを手にした。

 日本オリンピック委員会(JOC)が01年に打ち出した10年計画の強化事業「ゴールドプラン」をベースに作成した体系的な強化計画と、昔は「ライオンとにらめっこ」などの奇抜なトレーニングも行ってきた伝統的な猛練習がかみ合って結実したものだ。佐藤満強化委員長も「本当にうれしい。よくやってくれた。選手を信じて良かったし、信じていた。(強化委員長を受けるにあたり)悩んだが引き受けて良かった」と感無量の様子だ。

 計画は日本協会の男子強化委員長で、88年ソウル五輪金メダリストの佐藤満チームリーダーを中心に策定。バランスのいい構えでタックルなどからの連続攻撃を重視し、全国の各地域で一貫した指導ができるように整備した。国立スポーツ科学センター(JISS)や08年に完成した味の素ナショナルトレーニングセンターで実施してきた合宿にはジュニア選手も呼び寄せ、トップ選手とスパーリングをすることで強化。一方で夏に長野で行う恒例の合宿ではトップ選手に1日に1キロのインターバル走を6本、坂道ダッシュを60本などのハードメニューを課し、スタミナで負けないための体力強化を徹底した。金メダル4個を獲得した結果に、佐藤強化委員長も「選手も苦しい練習についてきてくれた。近年はジュニアの育成も含め世界を意識付けさせたのがこういう結果になったと思う」と収穫を口にした。

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