【ダイヤモンドS】最低16番人気ツバサ“ぶっ飛び”重賞初V!単勝は重賞史上3位の3万2550円

[ 2020年2月23日 05:30 ]

<ダイヤモンドS>レースを制したミライヘノツバサ(右)。左は2着のメイショウテンゲン(撮影・郡司 修)
Photo By スポニチ

 芝長距離ハンデ重賞「第70回ダイヤモンドS」が22日、東京競馬場で行われた。中団から伸びた最低16番人気ミライヘノツバサが、メイショウテンゲンとの壮絶な叩き合いを鼻差制して重賞初V。単勝3万2550円はJRA重賞史上3位の高額配当。管理する伊藤大士師(47)は開業12年目で悲願の重賞初制覇となった。 レース結果

 芦毛馬同士の激しい追い比べ。内のミライヘノツバサ、外メイショウテンゲンも負けじと伸びる。さあ、どっちだ!!長い写真判定の結果、1着欄に「16」の数字。伊藤大師と木幡巧はがっちり抱き合った。

 単勝3万2550円は重賞史上3位。3連単355万の超ビッグ配当。殊勲の木幡巧は「まさか、ここで勝てるとは。びっくりしました。馬には感謝しかないです。正直、ゴール板を過ぎた時は負けた…というのが第一印象。あとは神様に祈って勝っていればいいなと」と興奮の面持ちで話した。

 伊藤大師は重賞延べ48頭目の挑戦で、夢にまで見た重賞初制覇。感無量の表情で報道陣の輪に加わった。

 「正直長かったです。この馬にしても、今までチャンスはあった。我慢して頑張ってきたことが、今日、結果になったのかな」

 3歳秋の菊花賞(13着)はサトノダイヤモンド相手に逃げまくった。しかし、翌4歳春の日経賞2着後、右前脚屈腱炎が判明し約1年半の休養。常に脚元と闘いながら7歳春を迎えても諦めなかった。同師は「前走(白富士S8着)が良かったので今回は脚元は気にせず攻め抜いた。それも良かったのでしょう。ゴールの瞬間?いや負けたとは思いました」。いつもの指揮官らしく笑って報道陣を和ませた。

 近親にタムロチェリー(01年阪神JF優勝)がいる青森県産の遅咲きステイヤー。同師は「天皇賞・春(5月3日、京都)にできれば挑戦したいです。でも、まずは脚元をしっかりとチェックですね」と大激走の愛馬をいたわり、一度は忘れかけたG1舞台を見据えた。

 ◆ミライヘノツバサ 父ドリームジャーニー 母タムロブライト(母の父シルバーチャーム)牡7歳 美浦・伊藤大厩舎所属 馬主・三島宣彦氏 生産者・青森県の諏訪牧場 戦績23戦5勝 総獲得賞金1億4486万8000円。

続きを表示

「2020 日本ダービー」特集記事

「目黒記念」特集記事

2020年2月23日のニュース