【フェブラリーS】最低人気ケイティブレイブ、大健闘の2着 長岡「あそこまで行ったら勝ちたかった」

[ 2020年2月23日 17:34 ]

<フェブラリーS>2着に健闘、引き揚げるケイティブレイブ(撮影・島崎忠彦)
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 最低16番人気ケイティブレイブがビックリ仰天の銀メダル。26歳長岡が中団から追いまくって2着。前を行くモズアスコットには2馬身1/2差。G1初騎乗で初Vの快挙は逃したが、出迎えた瀧本和義オーナーの言葉が全てを物語っていた。

 「よくやった!!勝ったも同然だ」

 17年4月の落馬負傷で腎臓破裂の大ケガを負った。9月に復帰したが、騎乗数は減少。一念発起で18年に栗東に拠点を移した後、何度も調教で騎乗してきた相棒がブレイブだった。

 報道陣に囲まれた長岡は「あそこまで行ったら、勝ちたかったです。直線を向いた時は一瞬勝てるかと思いました」と悔しさもまじえて切り出した。

 G1・3勝の実績がありながら、前走・川崎記念6着が敬遠されたか?まさかの最低人気に甘んじていた。

 「先生(杉山師)やオーナーとしまいに余力を残すレースをしようと話してました」。中団待機から、こん身の差し勝負。昨春ドバイ遠征で開腹手術をするほどの重症だった相棒も、歯を食いしばって伸びた。

 「G1初騎乗?パドックでも緊張感はなくて、冷静に乗ろうと…。馬を信じるだけでした。調教段階から馬とコミュケーションを取ってきたことが(2着に)つながったと思う。乗せていただき感謝しています」

 鞍上同様、瀧本オーナーにも取材陣が殺到した。外国人騎手や一部トップジョッキーに依頼が殺到する昨今では異例。通算62勝、いまだ重賞勝ちがない一見地味な若武者に託した。瀧本オーナーは「長岡くんが完璧な騎乗をしてくれた。私にとっては勝ったも同然です」と笑った。ともに苦難を乗り越えた7歳ベテランホース&苦労人26歳のさわやかタッグ。同馬はダイオライト記念(3月11日、交流G2、船橋ダート2400メートル)の登録を済ませた。早春の東京で息を吹き返したブレイブには、また新たな夢が膨らんだ。

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