羽生善治九段、日本将棋連盟の新会長就任が正式決定 佐藤康光会長は任期満了で退任

[ 2023年6月9日 17:34 ]

<日本将棋連盟通常総会後会見>新会長に就任し、抱負を語る羽生善治新会長(撮影・尾崎 有希)
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 日本将棋連盟は9日、東京都内で通常総会と理事会を開催し、羽生善治九段(52)の新会長就任を正式決定した。

 17年2月から会長を務めた佐藤康光九段(53)は任期満了で退任する。

 埼玉県所沢市出身の羽生新会長は85年(昭60)12月に四段昇段。89年に当時の史上最年少記録となる19歳3カ月で初タイトルとなる竜王位を獲得した。以降、獲得タイトルは歴代1位の99期。叡王戦以外の7タイトル戦で永世資格を保有するただ一人の棋士で、2018年には国民栄誉賞を受賞している。

 50代の現在もトップクラスの地位を守っており、今年1~3月の第72期ALSOK杯王将戦7番勝負(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)では藤井聡太王将(20)に挑み、2勝4敗でタイトル100期目には到達しなかったものの、歴史に残る大熱戦を繰り広げてファンをうならせた。

 デビュー以降、プレーヤーに専念していたが、4月には連盟役員選挙に初めて立候補し、予備選挙で承認を得ていた。
 

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