八代英輝弁護士 全仏失格問題に疑問「ボールが当たった人がどれだけナイーブかで結果が変わる」

[ 2023年6月9日 16:46 ]

八代英輝弁護士
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 弁護士の八代英輝氏(58)が9日、コメンテーターを務めるTBS「ひるおび!」(月~金曜前10・25)に出演。全仏オープンテニスの混合ダブルスで加藤未唯(28=ザイマックス)ティム・プッツ(35=ドイツ)組が優勝したことに言及。失格問題についても見解を語った。

 加藤は女子ダブルス3回戦のマリエ・ブズコバ(チェコ)サラ・ソリベストルモ(スペイン)組との試合で第2セット途中、ポイント間に相手コート側に送った球がボールガールを直撃した。加藤は強い球を当てていないとの認識で、準々決勝後の会見はショックを引きずり涙して中座。失格を不服として4大大会側に提訴し、他選手からも失格を疑問視する声が相次いでいた。

 番組ではルールブックには「相手の選手、審判、ボールパーソン、観客に対して身体への危害を加えてはいけない」と記されており、故意ではなかったとしても結果として当ててしまったことで失格になったのではないかとした。
 
 これを受けて八代氏は「今回ボールがポンと(ボールガールの)肩口に当たってしまったことは、身体への危害なのか。当たってしまったのは事実として間違いないと思うんですけど、彼女(ボールガール)が精神的に動揺したかパニックになったか過呼吸になったか分かりませんけど、泣き続けている状態が重大な危害だとみなされたわけですよね」と話し、「そうすると当たった人がどれだけナイーブかによって結果も変わってきてしまう」と疑問を呈した。

 MC恵俊彰も「(ボールが)当たった人が、あぁ全然大丈夫です~みたいな人もいるかもしれないじゃないですか」と同調していた。

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