東国原英夫氏 ガーシー容疑者逮捕にチクリ「投票した有権者のレベルもどうなのか」

[ 2023年6月9日 10:32 ]

東国原英夫氏
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 元衆院議員、元宮崎県知事の東国原英夫氏(65)が、9日までに自身のYouTubeチャンネルを更新。インターネットの動画投稿サイトで俳優の綾野剛(41)らを脅迫したなどとして、警視庁が暴力行為法違反(常習的脅迫)などの疑いで逮捕された元参院議員のガーシー(本名・東谷義和)容疑者(51)について言及した。

 ガーシー容疑者が在職中から、議員としての姿勢を追及していた東国原氏。「僕は去年から今年1月くらいにかけて、“ガーシー議員は除名にされるべきだ”ということを、ツイッターに上げたんです。そうしたら、当時N党の立花党首やガーシー議員から誹謗(ひぼう)中傷を受けたんですね」と明かし、立花党首やガーシー容疑者から「東国原はけしからん」「老いぼれてる」「終わってる」などと記した投稿が寄せられたことを紹介した。

 「ちょっと意味わからなかったんですけど…」と、「老いぼれ」などのメッセージはスルーした上で「有権者が選んだ国会議員を簡単に除名するべきとは何を言っているんだ」という批判に対しては、「民主主義で選ばれた国会議員の立場は重たい、それはわかる。しかし、資質や行動が国会議員ではない。明らかに逸脱しているという場合は、民主主義的な手続きで除名にしてもいいのではと思っている」と説明した。

 東国原氏は、ガーシー容疑者が選挙時に掲げていた公約を一つ一つ紹介。「寝ている国会議員を叩き起こす」という公約には「登院しないとできないですよね?」と指摘し、「国会議員の不正、経済界の不祥事を暴く」という公約には「全然暴かれていないですね」と、結果が伴っていないと吐露。「一度も登院しないで海外からリモートで国会活動をする」と宣言していたことについては「それは国会法に抵触している」とした。

 これらの公約について「そういう公約を是として認めて、ガーシー議員に投票した有権者のレベルもどうなのかという感じはしております」と、ガーシー容疑者を支持した有権者にも厳しい指摘。ガーシー容疑者には「国会を愚弄していると思った」と率直な感想を述べ「ろくでもない国会議員も中にはいますよ」とした上で、ガーシー容疑者も「国会議員の資質として、行動としてどうなのかという疑問を持っていた」と、私見を述べた。

 この投稿には「全面的に東国原さんに賛成」「東国原英夫前知事のご意見に賛成です」「東国原さんの、おっしゃる通りですね」「正論」「全くその通りですね!」と、賛同するコメントが寄せられた。

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