奥田瑛二「通常の3倍練習した」ドラマとは　出演依頼に悩む「恥をかかせられないし、恥をかきたくない」

奥田瑛二
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　俳優・奥田瑛二（73）が、9日放送のNHK「あさイチ」（月～金曜前8・15）にVTR出演し、次女の女優・安藤サクラ（37）がヒロインを務め、自身も出演した同局連続テレビ小説「まんぷく」をめぐる葛藤を告白した。

　番組にゲスト出演した安藤の数々のエピソードを披露した奥田。実は「まんぷく」の出演依頼を受けるかどうか、思い悩んだという。「断ったら逃げているように思われるだろうし、引き受けたら引き受けたで、恥をかかせられないし、自分も恥をかきたくない」と告白した。

　最終的に、出演を決意した奥田。「変な言い方ですけど、通常の3倍くらい練習しましたかね」という。「際限がない。娘が主演だと。家でやり、公園に行ってやり、いろんなことをやっても際限がなくて。緊張した面持ちで現場に行った」というが、撮影に入ると杞憂に終わったようで、「さっと自分が背負っていたものが取れて、楽しい現場をさせていただいた」と振り返っていた。

　奥田の役どころは、安藤演じる福子の夫で青年実業家の萬平（長谷川博己）を支え、即席ラーメン作りに助力をする国会議員。父の演技がVTRで流されると、安藤は「今のすごいかっこよくなかったですか？『まんぷく』の父、ベスト3に入るくらい好きです。いつもと背負っているものが違う感じがします。『まんぷく』に出ている父は」と絶賛していた。