長嶋一茂 大谷翔平の二盗、三盗に「大谷選手の調子のバロメーターは…と思っていて」と持論語る

[ 2023年6月9日 08:55 ]

長嶋一茂
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 元プロ野球選手でタレントの長嶋一茂(57)が9日、テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)に出演。エンゼルスの大谷翔平投手(28)の“足”について言及した。

 大谷は7日(日本時間8日)、カブス戦に「2番・DH」で出場。四球で出塁した5回に日本選手通算1000盗塁となる二盗を決め、すぐさま三盗にも成功した。尊敬するイチロー(現マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター)らが積み上げてきた記録が節目を迎え、自身も今季9盗塁で3年連続5度目の2桁に王手。初回も“中前二塁打”を放つなど走塁でファンを魅了した。

 一茂は「凄いですね。完ぺきに盗んでいるんでしょうね。そんなに何度も対戦しているわけじゃないですけれども、瞬時に、けん制なのか、ホームに投げるかというクセ、データなのか本人が塁上からそれを観察して情報を得たのか分かりませんけど、やってるっていうのが凄い」と絶賛。そして「大谷選手の調子のバロメーターとして逆方向に大飛球を打つことと盗塁だと僕は思っていて、今回は二盗、三盗ともトラウト選手が打者なんですけど、正直言うと盗塁する必要はないんですね。長打打てば1点入るので。これでもしアウトになったら“なんでトラウトの時にアウトになるんだ”ってなる。間違いなくベンチの指示じゃないです。これグリーンライトで本人の判断。何が言いたいかっていうと調子がいいんですね。疲れていたら走れない。最初に何を温存するかっていったら盗塁での体力を自分が使わないでピッチングやバッティングに生かす方向に行くと思う。やっぱり二盗、三盗って立て続けにやるってことは体力的に文句ないし、凄く調子がいいってこと」と解説。

 そして、「あとトラウト選手と俺が出たら走るよってことはちゃんと申し合わせてます」とし、「普通は嫌がります。俺の前でがちゃがちゃ動くなっていうのが昔の野球。今はそういう野球じゃないんです。違うと思う。そういうこと言う人いると思うけど、1点を取りに行く、チームの勝利のためにってことをトラウト選手に言ってると思います」と話した。

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