沢松奈生子氏 「大会側も申し訳ないと思っているふしがある」 全仏失格問題で見解

[ 2023年6月9日 16:35 ]

沢松奈生子さん
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 元プロテニス選手の沢松奈生子氏(50)が9日、TBS「ひるおび!」(月~金曜前10・25)に出演。全仏オープンテニスの混合ダブルスで加藤未唯(28=ザイマックス)ティム・プッツ(35=ドイツ)組が優勝したことに言及。失格問題についても見解を語った。

 失格になった女子ダブルス3回戦のマリエ・ブズコバ(チェコ)サラ・ソリベストルモ(スペイン)組との試合では、相手コート側に送った球がボールガールを直撃。危険な行為とみなされて失格になった。加藤自身は強い球を当てたわけではないとの認識で、大会の運営責任者に動画の確認を求めたが「ビデオを見ることはできない。アンラッキーだったね」と突っぱねられたことという。

 番組ではルールブックには「相手の選手、審判、ボールパーソン、観客に対して身体への危害を加えてはいけない」と記されており、故意ではなかったとしても結果として当ててしまったことで失格になったのではないかとした。

 沢松氏はビデオ判定を拒否されたことについて、「選手を失格に至らしめる決断をするにあたって、目の前で女の子が泣いているとかそれだけで判断するのではなくて、しっかりと何があったのかと動画を確認するという明確なルールへの明記が絶対に必要なことだと思う」と持論を語った。

 また、「若干、大会側も申し訳ないと思っているふしがあるのが、本来一つの競技で失格になった場合、同じ大会の別の競技も失格になってしまう。しかしそれが今回(混合ダブルスの)出場が許可されたということは、おそらく大会側もちょっとっていう思いはあったんじゃないかなと思う」と推測していた。

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