TBS「世界ふしぎ発見！」俳優やタレントから人気の「ミステリーハンター」

10日の放送では俳優安田顕が「ミステリーハンター」を務める
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　4月にリニューアルしたTBSの紀行クイズ番組「世界ふしぎ発見！」（土曜後9・00）。1986年の放送開始から38年目に入った。長寿番組ならではの強みもある。

　世界を旅してリポートしクイズを出す役割を担う「ミステリーハンター」。近年は第一線で活躍している俳優やタレントがゲストで務めることが増えた。国分禎雄チーフプロデューサーは「意外にもやりたい方が多い。昔から見ていた方がテレビの向こう側に行ってみたいと、意外なビッグネームが出てくれる」と明かした。

　10日の放送では、俳優の安田顕（49）が初挑戦。オランダに渡り、1937年に起きた画家フェルメールの贋作（がんさく）事件の謎を追った。「スタジオゲストで出られた際に“やりたい”とおっしゃっていて。奥さまが今までの仕事で一番喜んでいたそうです」

　SNSで世界中とつながれる時代でも、現地取材を大切にしている。現地で偶然出合ったものをクイズにすることもある。一方で「撮影許可が下りてるはずなのに、現地に行くと撮影できないなんてことも」。さまざまな苦難を乗り越えて、番組が制作されている。