杉山愛氏 全仏失格問題受けビデオ判定のルール明記を訴え「動画を見返したら一目瞭然だった」

[ 2023年6月9日 17:22 ]

杉山愛監督
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 テニス女子日本代表監督の杉山愛氏(47)が9日、日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月~金曜後1・55)にリモート出演。全仏オープンテニスの混合ダブルスで加藤未唯(28=ザイマックス)ティム・プッツ(35=ドイツ)組が優勝したことに言及。失格問題についても見解を語った。

 加藤が失格になった女子ダブルス3回戦のマリエ・ブズコバ(チェコ)サラ・ソリベストルモ(スペイン)組との試合では、相手コート側に送った球がボールガールを直撃。危険な行為とみなされて失格になった。加藤自身は強い球を当てたわけではないとの認識で、大会の運営責任者に動画の確認を求めたが「ビデオを見ることはできない。アンラッキーだったね」と突っぱねられたことという。

 番組では現在のルール上、ビデオ判定を行うことができるのはボールのイン、アウトの判定のみで、それ以外のプレーや今回のような事案にビデオ判定を使うには新たなルールを設ける必要がるという識者の見解を紹介した。

 これを受けてMCの宮根誠司は、「こういうことがあるんだったら、ボールパーソンにボールを打つときはノーバンでは返さないとか、場合によってそれが危険(と判断される)な場合もあるわけですから、ビデオ判定を明文化した方がいいんじゃないですか、四大大会のためには」と持論を語った。

 すると杉山氏も「そうですね。こういったことがありますので。今回のことは本当に動画を見返したら一目瞭然だったと思いますので。そういう意味ではまたルールを加えていくというのはこれから必要かなと思いますね」と同調していた。

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