玉川徹氏 スシロー6700万円提訴に「責任能力がある子供はきっちり償わなければいけない」

[ 2023年6月9日 09:26 ]

東京・六本木のテレビ朝日
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 テレビ朝日の玉川徹氏が9日、同局「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)に出演。で客の少年が卓上のしょうゆ差しの注ぎ口をなめる動画が拡散した問題で、スシローを運営する「あきんどスシロー」(大阪府吹田市)が岐阜県の少年に対し約6700万円の損害賠償を求めて大阪地裁に提訴したことについて言及した。

 注ぎ口をなめる動画は交流サイト(SNS)上で拡散され、その後、客が大幅に減少した。親会社の株価に影響し、時価総額は一時160億円以上下落したとされる。スシロー側は岐阜の店舗だけでなく、全国に600以上ある店舗の衛生管理に疑念を生じさせ、多くの客に著しい不快感を与えたと主張。客足が遠のいたとして得られるはずだった売り上げの他、株価下落や会社の信用低下に伴う損害金の支払いを求めた。迷惑行為を防ぐため全国の店舗でアクリル板を設置する対策も進めており、損害は9000万円程度に膨らむ見通し。このため請求額をさらに増やす可能性もあるとしている。一方、少年側は、動画は友人間で共有するつもりだったため、拡散の意図はなかったと反論。回転ずし業界では他店との競争が激しく、客足の減少と迷惑行為との因果関係は不明だと主張している。

 玉川氏は「刑法上では未成年なので、それほどの罪は問えないというところがあるので、民法上でというふうな…。もちろん少年だから更生ということはあると思いますけど、ただこういうことをすればこれだけの責任を負うんだということを社会に知らしめる意味もあってスシロー側はこういう提訴をしているんだと思う」とし、「そこで結局許しますよ、少年だからってことになってしまえば、全く今回裁判を起こす意味がなくなってしまうと思う。だからやったことに対しては責任能力がある子供はきっちり償わなければいけないということは必要なんだと思います」と自身の考えを述べた。

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