安藤サクラ 父・奥田瑛二にダメ出しされた演技とは…「バカヤロー!学芸会みたいな芝居してるんじゃねえ」

[ 2023年6月9日 20:44 ]

安藤サクラ
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 女優の安藤サクラ(37)が9日、NHK「あさイチ」(月~金曜前8・15)にゲスト出演し、小学校の学芸会前に父の俳優・奥田瑛二(73)から受けた演技指導の思い出を語った。

 高学年の時の学芸会で、オーディションに合格して出演者の役をつかんだという安藤。母・安藤和津の提案で、奥田が安藤の稽古を付けることになったという。奥田は「ちょっと離れたところで、“よろしくお願いします”って正座して」、稽古はスタート。15分だけの予定が、「15分あっという間に過ぎちゃったんですよね」と、指導に熱が入ったという。「“いやいや、そこはそうじゃなくてこうしなきゃ”、“その座り方、ダメだな。どけ、こうやって座るんだ”って」。しまいに奥田は、「“バカヤロー!学芸会みたいな芝居してるんじゃねえんだ!”って言ったんですね」とカミナリ。すると、安藤が「だって…これ、学芸会なんだもん」と、泣きながらポツリ。奥田は「“あ、そうか、学芸会か。すっかり忘れてた”って言って」とわれに返ったという。

 芸能一家らしい思い出で、安藤も鮮明に覚えているという。「“見てもらいなさい”って母に言われて。めっちゃ嫌でした。割とおとなしいタイプだったので、正座して“お願いします”って。怖いし、嫌だし、自由にさせてくれって思いながら」。ところが、当時の思い出が今の礎になっているという。「今思うと、あのくらい、いろいろ指導を受けていて良かったなって思いますね。いろんなことを思い出して。今演じて思う感覚と、本番で…学芸会なので1回しかないですけど、感じた時の自分が、いろんなことで何も変わってないということを思い出して」と明かした。

 本番中には、思わぬトラブルもあったという。「途中で家に帰る時に、ぞうりが片方脱げちゃって、はけなくちゃいけない時があって。脱げちゃったと思った時に、芝居は続いているけど、冷静に“これはどうしたらいいんだろう?”って判断した記憶とかがある」。安藤はぞうりを残したまま、舞台から下がったというが、「その時に、“あのぞうりはアドリブでも何かやった方がよかったんじゃないか?”という悔いが残ってて。悔しい気持ちがまだありますね。それを思い出しました。久しぶりに」と振り返っていた。細かい演技に対する執着心に、博多大吉も「うわあ…」と絶句していた。

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