安藤サクラ　父・奥田瑛二の憑依ぶり回想「姉が母を呼び出してお父さんが…って怖がったり」

安藤サクラ
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　女優の安藤サクラ（37）が9日、NHK「あさイチ」（月～金曜前8・15）にゲスト出演し、父で俳優の奥田瑛二（73）とお互いのプライベートを語り合った。

　VTR出演した奥田は、「（女優の）オーラを全部消してる。120％くらい母親になってますね。第一に娘のことを考えて、しょっちゅう泥んこになって、“今日どこどこへ行ってきた”って言ってますからね。自転車に乗って。よかったなって」と、懸命に娘を育てる安藤の母親ぶりを明かした。安藤からは、孫と一緒に寝られるような、大きなベッドをプレゼントされたといい、「ありがとうなと一言、言ったかも知れないけど、感想を言うのは初めてかも。もちろん愛用しております」と目を細めた。

　家ではママ、仕事に出れば女優と、切り替えができる安藤に、奥田は「僕なんかいまだに一つの役を演じたら、寝ても覚めてもその役をズルズルに引っ張っていますからね」と感心していた。

　すると安藤は、「姉（安藤桃子）は、父が悪い役をやっていた時に、母を呼び出して、“お父さんが何か違う”って怖がったりしていた」と、幼いころのエピソードを披露。「父みたいに普段から役柄が出ちゃうタイプもそうですし、本番中にしか、肉体的には特に変わらないと言っている私も、そこにいない誰かのことを頭に置いて。だからちょっと奇妙だなって最近、感じてますね」とも語った。

　MCの「博多華丸・大吉」は「全員が集まった時、ほとんどみんな、もうひと役を持ってる感じですね」と驚いた。すると安藤は、役のことを考えてうわの空になる瞬間があると告白。「近所の人に言われたのは、いつも“ああ、おはよう！って言うのに、たまにおはようと言ってもすごい怖い顔をして、どきっとすることがある”というカミングアウトをされた」といい、「ごめん。たぶん作品のことを考えて何も聞こえてないんだと思うって、この場を借りて伝えさせていただきたい」と、番組を通じて釈明していた。