「どうする家康」次回予告も信長から圧?五徳は性悪か 涙&怯え…ネット同情も「虚勢」亀姫と残酷な対比

[ 2023年6月9日 07:00 ]

大河ドラマ「どうする家康」第21話。父・織田信長と義父・徳川家康の決裂に、五徳(久保史緒里)は涙を浮かべ…(C)NHK
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 嵐の松本潤(39)が主演を務めるNHK大河ドラマ「どうする家康」(日曜後8・00)は今月4日、第21話が放送された。話題のシーンを振り返る。

 <※以下、ネタバレ有>

 「リーガル・ハイ」「コンフィデンスマンJP」シリーズなどのヒット作を生み続ける古沢良太氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ62作目。弱小国・三河の主は、いかにして戦国の世を生き抜き、天下統一を成し遂げたのか。江戸幕府初代将軍を単独主役にした大河は1983年「徳川家康」以来、実に40年ぶり。令和版にアップデートした新たな家康像を描く。古沢氏は大河脚本初挑戦。松本は大河初主演となる。

 第21話は「長篠を救え!」。武田に包囲された奥三河の長篠城。城主・奥平信昌(白洲迅)は落城寸前のピンチを伝えるため、家臣・鳥居強右衛門(岡崎体育)を岡崎へ。強右衛門の手紙を受け取った徳川家康(松本潤)が織田に援護を求めると、織田信長(岡田准一)は2万を超える軍勢を率いて岡崎に現れる。天下一統に突き進む信長は、参戦の交換条件として家康に無理難題を押しつける…という展開。

 瀬名(有村架純)松平信康(細田佳央太)亀姫(當真あみ)は信長と初対面。父に「しかとやっておろうな」と声を掛けられた五徳(久保史緒里)は緊張気味。信長は瀬名に「これがわがままを申すようなことがあれば、遠慮なく折檻いただきたい」、亀姫には長篠がいまだ落ちずに持ちこたえておるのは、ひとえに姫のおかげ。礼を申す」と伝えた。

 亀姫には秘密裏に、信昌との結婚が決定。周囲の“異変”を察知した義妹に、五徳(久保史緒里)は「亀姫は、奥平に輿入れするということでございますよ。他にないではありませんか」。家康を交えた家族会議になると、長篠がどのような土地柄か心配する亀姫に「物凄~い山の中。獣しかおりませぬ。あの者(強右衛門)を見たでしょう?みんな、毛むくじゃらよ」と告げた。

 夜、酒宴。「清須同盟」破棄をめぐり、信長と家康が決裂。父が「五徳、行くぞ。立て。立て!」と命じると、五徳は目に涙を浮かべた。

 SNS上には、亀姫を怖がらせる発言に「五徳の性格の悪さよw」などの声が上がる一方、「五徳ちゃん、虚勢の表現で性格悪いことしか言わん」「『しかとやっておろうな?』の意味が深長。答える五徳の表情、痛々しい」「自分も小さい時によく分からない岡崎に嫁いできてたもんね。同じ立場になりそうな義理の妹に意地悪を言ってみたかったのかな」「先週は五徳め、プライドだけ高くて偉そうに…!と思ってたけど、今週を見て哀れになってきた。10歳にもならない幼さで親元離れて田舎に嫁がされ、誰も指図できない、つまり腫れ物扱い。孤独に、偉大な父の血を引いてることだけが支えだったんだろうなと」「嫁ぎ先も実家でもぞんざいっぽい扱いで、性格のキツさは強がりの裏返しな五徳ちゃん。両親・兄貴に愛されて、強右衛門の忠義を見捨てなかった心の強さを見せた亀姫。残酷すぎる対比」「五徳と信康はすれ違い夫婦かと思っていたけど、信長が五徳を連れ帰ると言った瞬間、お互い目を合わせてた。意外と心通わせてるんだなぁ…」などの考察も展開された。

 次回予告には、信長の手が五徳の頬をつかむシーンも。「予告のノッブにむぎゅってされてるのって五徳ちゃん?娘にも容赦ないな」「予告で父に威嚇されてるし、今後の展開を思うと気の毒になってきた」「しかし予告の五徳ちゃん、怯える演技、素晴らしいな」などの投稿もあった。

 史実としては、迫りくる悲劇「築山殿事件」(天正7年、1579年)に関し、築山殿(瀬名)や松平信康の罪状を告発する「十二ヶ条の訴状」を父・織田信長に送りつけた徳姫(五徳)。今作はどのように描かれるのか。

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