金子恵美氏「その状況によく子どもを置いていたなと」油染み布団に2歳児放置で死亡 逮捕の母親に憤り

[ 2023年6月9日 16:45 ]

金子恵美氏
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 元衆院議員の金子恵美氏(45)が9日、TBS系「ゴゴスマ~GO GO!smile~」(月~金曜後1・55)にコメンテーターとして生出演。2歳の息子を炭化水素中毒などで死亡させたとして母親が逮捕された事件に言及した。

 長野県警松本署は8日、2歳の息子を自宅で油類が染み込んだ布団上に放置し炭化水素中毒などで死亡させたとして、保護責任者遺棄致死の疑いで、松本市の配達員、斉藤優花容疑者(25)を逮捕した。容疑を否認している。

 逮捕容疑は3月24日、息子の来心ちゃんを油類が浸透した布団上に一定時間遺棄し、油類を体内に浸透させて炭化水素中毒や皮膚炎によって死亡させた疑い。松本署によると、来心ちゃんが救急搬送された医療機関から通報があった。署は油類の詳細を明らかにしていないが、一般に購入できるものだといい、布団に染み込んだ経緯などを調べている。

 金子氏は「児童虐待もそうですし、子どもに関わる悲しい事件は毎度、同じ母親として信じられない気持ちと憤りを感じてたんですけど、今回の件は不可解です」と言及。「やっぱり子どもを守れるのは親しかいないけど、親が守らずに死に至らしめる事件もありますけど、油が浸透してる布団に寝かせる。意図的じゃなかったとしても死に至るってことはそうやってただろうと。本人は否認してますけど、その状況によく子どもを置いていたなと。よく考えついたなって言い方は変ですけど、そこが私はなぜ、こんなことをしちゃおうとしたのか単純に知りたい。母親として。どんな理由があったのか」と憤った。

 そして「(行政機関などに)相談したいぐらい生活難の方がいらっしゃるのは分かります。だけど、今回の場合は子どもが皮膚炎を起こすなんて、2歳の子どもが肌荒れって親は絶対それだけでも心配なのに、こんな皮膚炎だとか炭化水素中毒まで苦しめるって私には親としては考えられない」ときっぱり。「生活苦っていう苦しくて相談するのは皆さんしていただきたい。それで救える命は救っていただきたいですけど、今回は私はちょっと違いますね。憤りをすごく感じています。状況が想像つかない」と常軌を逸してるのではと、怒りをあらわにした。

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