「ゆるバース」エントリー開始 くまモンアバター第1号だモン 仮想空間×リアル空間で“生応援心待ち”

[ 2023年6月9日 05:09 ]

3次元の仮想空間「ゆるバース」に第1号アバターとして登場するくまモン(右)と第2号のバリィさん
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 3次元の仮想空間「メタバース」とリアル空間のハイブリッド版で3年ぶりに復活する「ゆるキャラグランプリ」改め「ゆるバース」のエントリーが8日、始まった。自身の分身となる「アバター」の第1号として参加することになったのが、ゆるキャラ界のレジェンド「くまモン」(熊本県)。「たのしみだモン!」と多くの仲間の参加を心待ちにしている。

 大会を主催する「ゆるバース製作委員会」(スポーツニッポン新聞社など5社)によると、ゆるバースの3次元空間は7月中旬にオープンを予定。関連グッズの総売り上げが1兆円を超えたレジェンド「くまモン」など、ゆるキャラGPの歴代チャンピオンたちがアバターとなって、エントリーした参戦者を迎えることになる。

 今回、ゆるキャラたちが選挙活動や広報活動を行う仮想空間「ゆるバース」はテーマの異なる島々で構成される予定。ゆるキャラたちのアバターは任意の島のハウス付きの区画に割り振られ、その場所で一般ユーザーにアピールを行う。今回、どのゆるキャラがどの島にいるのかは秘密にし、一般ユーザーは自らの“推しキャラ”を探しながら、島ごとにハウスのデザインや風景が異なる広大な世界で大冒険を楽しむことができる。

 仮想空間とのハイブリッド開催で、ユーザーにとってはゆるキャラの存在がより身近になる。これまで各地で行われるイベント会場でしか合うことができなかった“推しキャラ”に、ゆるバースなら365日どこにいても合いに行くことが可能。さらにチャット機能を用いて、ゆるキャラと双方向でコミュニケーションを取れるような準備も進めている。

 一方で決選投票と表彰式のリアルイベントを兵庫県の淡路島で10月27~29日に開催することも決定。仮想空間で応援してきたキャラクターが栄冠に輝く姿を“生”で見ることができる。仮想空間とリアル空間の2つの会場で、ゆるキャラたちがどんな“戦い”を繰り広げるのか注目だ。(佐藤 昂気)

 ▼エントリー方法は公式サイト https://www.yurugp.jp/jp/へ。

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