「らんまん」胆力・寿恵子が直撃“ヤバ藤”妻「今さら…」ネット高藤に怒り再燃も「一言にすべて詰まって」

[ 2023年6月9日 08:15 ]

連続テレビ小説「らんまん」第50話。寿恵子(浜辺美波)とダンスの練習に励む高藤(伊礼彼方)(C)NHK
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 俳優の神木隆之介(30)が主演を務めるNHK連続テレビ小説「らんまん」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は9日、第50話が放送された。話題のシーンを振り返る。

 <※以下、ネタバレ有>

 朝ドラ通算108作目。「日本植物学の父」と称される牧野富太郎をモデルに、江戸末期から昭和の激動の時代を生き抜き、明るく草花と向き合い続けた主人公・槙野万太郎の人生を描く。脚本はNHK「流行感冒」「群青領域」「旅屋おかえり」なども手掛けた注目の劇作家・長田育恵氏。神木の朝ドラ出演は2007年前期「どんど晴れ」以来16年ぶり2作目。初主演となる。男性主人公は20年前期「エール」(窪田正孝)以来3年ぶり。

 第50話は、万太郎(神木隆之介)は画工の岩下(河井克夫)から石版に絵を描くことを許され、ヒルムシロを描く。出来はイマイチだったものの、万太郎の“本物を伝えるために描きたい”という想いを理解した大畑(奥田瑛二)は、その情熱に感心。ある日、寿恵子(浜辺美波)はダンス練習の帰り道、ノアザミに話し掛ける万太郎を見かけるが、思わず身を隠してしまう。そのまま2人はすれ違い…という展開。

 高藤(伊礼彼方)は寿恵子とダンス練習。「あなたは変わった」「私の目を見るようになった」とパートナーの変化を喜ぶ。寿恵子は「目をそらしていては練習になりませんから」。高藤は「あなたは物怖じしない。ダンスパートナーとして、私たちは完全に対等じゃ」と称え「(舞踏練習会の)発足式が楽しみじゃ。早う、あなたと私を見せつけたか」。差し出された手に「もっとうまくなれるように頑張ります」と寿恵子も手を重ねた。

 部屋を出ると、高藤の妻・弥江(梅舟惟永)が階段を上ってくる。寿恵子は一礼した後に「あの…」と声を掛け「奥様はダンスは踊られないのでしょうか。高藤様と踊るのでしたら、わたくしよりも奥様の方が…」。弥江は「今さら」とだけつぶやき、立ち去った。

 帰りの馬車。馬車を横切った万太郎は腰を下ろし、ノアザミに話し掛ける。高藤の秘書・鹿島(金剛地武志)の見下した発言に、寿恵子は「あの方は、みすぼらしくありません」と反論した。

 万太郎は立ち上がり「腹が減ったのう。早う、白梅堂に行きたい」――。

 SNS上には「奥様も不憫だな」「高藤夫人…気の毒よ」「奥さんも本当はダンスに誘ってほしかったんじゃないの?」「高藤さんの奥様の『今さら…』が強烈だった」「今さら…の一言にすべて詰まってる」「このたった一言で、もの凄く大量のエピソードが浮かんでくる」「雷鳴とともに登場する正妻」「夫婦仲めちゃくちゃ冷え切ってるし、奥さんは名家の出なのか?」「寿恵子ちゃん、地雷を踏むようなこと言う」「奥様に話し掛ける胆力!」などの声が続出。

 「手を取るだけで、あのねっとり感」「くつろげるのは高藤だけだろー」「奥様も意固地になってるんかな。こんなふうにしたのも、みんな高藤様のせい」「高藤夫人、やっぱり高藤のことを少なからず思ってるじゃん。なーにが目を見て云々…だよ。高藤は夫人の目どころか、夫人の方すら見てないじゃん」「高藤の絶妙な、紳士で、やらしくて、傲慢で。中の人、凄く上手」などと高藤への怒りも再燃した。

 浜辺との共演について、伊礼はインタビューで「最終的には僕は『ヤバ藤』と呼ばれていました(笑)。『寿恵子から見て高藤はヤバい』みたいなことをおっしゃっていて、とてもかわいらしくオープンな方だと感じました」と語っている。

 来週第11週、さらに万太郎&寿恵子の恋路が注目される。

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