たむらけんじ 8年間出演の「大阪ほんわかテレビ」を渡米のため卒業 間寛平からの手紙にお互い涙

[ 2023年4月18日 22:03 ]

「大阪ほんわかテレビ」へ最後の出演となる収録を終えた(左から)たむらけんじと、新レギュラー「天才ピアニスト」竹内知咲とますみ、間寛平
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 お笑い芸人・たむらけんじ(49)が来月をもって読売テレビ「大阪ほんわかテレビ」(金曜後7・00)への出演を終了することになり、その卒業公演が18日、大阪市内で開かれた。公演の模様は5月28日、同局で放送予定。活動拠点を米国へ移すたむらに代わって出演するお笑いコンビ「天才ピアニスト」もお披露目された。

 「僕のやることは悲しいことじゃない。どの番組でも泣くのはやめとこと思ってたのに」

 番組終了間際、たむらへ向けた手紙を間寛平(73)が読み上げると、たむらが舞台上で涙にむせんだ。寛平は前夜、自宅で書き上げたと言い「(冒頭の)“たむけん、ありがとう”でボ~ッと泣きながら書きました」。6月で開始から30年となる番組にたむらは15年から8年間出演。師弟とも言えそうな年齢差の2人が番組の節目をお互い涙で飾った。

 たむらは劇中、「30年楽しい世界にいたから、これを超える楽しい30年がアメリカにあるんかな」と渡米する意図を語った。80歳までの人生設計を思い描いての前向きな決断と強調。収録後の会見では「芸人はやめないし、吉本興業とも契約を結んでもらえた」と語り、今後の凱旋出演へ含みを残した。

 天才ピアニストは竹内知咲(31)、ますみ(35)によるコンビで昨年、NHK上方漫才コンテストや女芸人No・1決定戦「THE W」で優勝。今年も上方漫才協会大賞を制した。レギュラーとして6月9日からの出演へ向け、「たくさんの方に親しまれる、すごい番組に声をかけてもらえた」と竹内、ますみも「親にだけは伝えた。レギュラーになれるのは本当に親孝行」と意気込みを語った。

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2023年4月18日のニュース