講談社文庫、作家・相沢沙呼氏にお詫び 「medium 霊媒探偵城塚翡翠」のドラマ化をめぐり

[ 2023年4月18日 20:19 ]

講談社文庫のツイッター@kodanshabunkoから

 講談社文庫の公式サイトが18日に更新され、作家・相沢沙呼氏への「お詫び」文を掲載した。

 公式サイトでは「相沢沙呼氏へのお詫びと、ドラマ化の際に生じた誤解等につきまして」というタイトルで文書を掲載。

 「相沢沙呼氏の作品のドラマ化に際しては、スケジュールの面などで様々な障害が発生してしまい、撮影が滞りなく進展できるよう、相沢氏には制作助力のために多大なる時間や労力を割いて頂きました」とし「それにもかかわらず、誤解により相沢氏の創作活動を阻害するような事実と異なる記事が出たことを、編集部としては遺憾に思います」と投稿した。

 また「こうした声明を出す対応が遅くなったことをお詫びすると共に、編集部として、著者が安心して作品を預けることができるように、著者や作品を応援してくださるファンを裏切らない対応ができるように努めていきたいと考えております」とした。

 相沢氏が原作を手がける「medium 霊媒探偵城塚翡翠」は、昨年10月に「霊媒探偵・城塚翡翠」として日本テレビでドラマ化された。しかし、一部週刊誌で「原作者・相沢沙呼氏と制作陣との埋まらない溝」といったタイトルで報じられた。相沢氏はその内容が虚偽であると、ツイッターを通じて抗議していた。

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