「TOKYO MER」音羽先生にまさかのプロポーズ?&最後までツンデレ「至宝」「たまらん」ネット沸く

[ 2023年4月18日 11:00 ]

「TOKYO MER~隅田川ミッション~」。喜多見幸太(鈴木亮平)の握手の求めに、音羽尚(賀来賢人・左)は…(C)TBS
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 俳優の鈴木亮平(40)が主演を務め、新しい医療ドラマとして大ヒットした2021年7月期のTBS日曜劇場「TOKYO MER~走る緊急救命室~」は今月16日、完全撮り下ろしの新作スペシャルドラマ「TOKYO MER~隅田川ミッション~」(後9・00~10・19)が放送された。話題のシーンを振り返る。

 <※以下、ネタバレ有>

 「僕のヤバイ妻」「グランメゾン東京」「マイファミリー」などの話題作を生み続ける黒岩勉氏がオリジナル脚本を手掛ける本格救命医療ドラマ。都知事の号令の下、新設された救命救急のプロフェッショナルチーム「TOKYO MER」の奮闘を活写し、SNS上などで大反響。コロナ下の医療従事者に勇気を与えた。

 「MER」とは「モバイル・エマージェンシー・ルーム」の略称。チームは最新医療機器とオペ室を搭載した大型車両“動く手術室”「ERカー」を駆使。危険極まりない事故・災害・事件の現場に駆けつけ、救命活動にあたる。

 「待っているだけじゃ、助けられない命がある」――。アクション映画に勝るとも劣らないスピード感とスケール感、特撮ドラマのようなヒーロー感とチーム感が視聴者の心をわしづかみに。毎回、極限のオペが行われるスリリングな展開に加え、同局看板枠・日曜劇場初主演となった喜多見幸太役・鈴木の熱血ぶりや的確な処置、バディ音羽尚役・賀来賢人のツンデレぶりなども話題沸騰となった。

 SPドラマは「TOKYO MER」の正式認可(連ドラ最終回)から半年後。全国の政令指定都市にMERを展開するため、チームを去る音羽尚(賀来賢人)の代わりとなるセカンドドクター候補として、音羽と同じ厚生労働省の医系技官・青戸達也(伊藤淳史)が派遣される。その矢先、隅田川を航行中だった屋形船と大型水上バスの衝突事故が発生。コントロールを失い、暴走する屋形船の中には、弦巻比奈(中条あやみ)が心臓手術を担当したばかりの幼い女の子の姿も。チーフドクター・喜多見幸太(鈴木亮平)率いるMERのメンバーたちは、決死の作戦に挑む…という展開。

 冒頭、喜多見は高輪千晶(仲里依紗)との再婚に向け、音羽を相手にプロポーズの練習。音羽は「その前に部屋を片づけた方がいいのでは。それと私ではなく、赤塚(梓)知事(石田ゆり子)で練習すればいいかと思います。私も気持ちのいいものではありません」と仏頂面だった。

 そして、今回もチーム一丸となり「死者0」。比奈が大きく成長した。

 音羽の去り際。喜多見は「何度、音羽先生に助けられたか分かりません。音羽先生がいたから、オレはいつも無茶ができました。あなたは心強い、最高の仲間でした」と感謝。音羽は「私は医師として当然のことをしていただけです。喜多見チーフの危険を顧みないやり方を認めたわけではありません。これから全国に広めるMERは、安全を重視する組織にします」と普段と変わらない。

 喜多見が「音羽先生がMERを広めてくれれば、これまで以上に多くの命を救えます」と歩み寄り「同じ仲間として、協力していきましょう」と握手を求めると、音羽は連ドラ最終回ラストシーンと同じく応じず「新たなMERは、東京の仲間ではなくライバルになるかもしれませんよ」と立ち去る。「セカンドドクターは、比奈先生が適任だと思います。これからも『TOKYO MER』を、よろしくお願いします」と託した。

 SNS上には「喜多見チーフが音羽先生にプロポーズしてるのかと思った展開」「練習とはいえ喜多見チーフが音羽先生にプロポーズしたことを一生忘れない(尊)」「なんだかんだ家にも来てくれてプロポーズの練習にも付き合ってくれる音羽先生、ホント好き」「絶対握手しない。このツンデレ具合、たまらんのよ」「音羽先生のツンデレっぷり、あれは至宝」「やっぱり握手はしない。それでこそ音羽先生」「久しぶりに音羽先生を摂取してしまったら、もうダメだ。やっぱり、あのツンデレが最強で最高なんだわ」などの声が相次いだ。

 22年1月に映画化が発表され、今回は劇場版公開(今月28日)を記念したSPドラマ。黒岩氏、松木彩監督、主要キャストが続投した。劇場版に先立ち、約1年半ぶりの復活。オンエア終了後(午後10時25分)には「#TOKYO MER」がツイッターの世界トレンド1位に輝くなど、反響を呼んだ。

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