中村雅俊 かつて後輩・渡辺徹さんへの色紙に書いたまさかのメッセージ「あれはないじゃないですかって」

[ 2023年4月18日 12:25 ]

中村雅俊
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 俳優の中村雅俊(72)が18日、文化放送「くにまる食堂」(月~金曜前11・00)にゲスト出演。文学座時代の後輩で、昨年11月に急逝した俳優・渡辺徹さん(享年61)との思い出を明かした。

 パーソナリティーのフリーアナウンサー・野村邦丸が「この前、渡辺徹さんとのお別れの会で、雅俊さんの弔辞、送る言葉っていうのが私も末席で聞いてたんですけど、ぐっときたんですけど。結構雅俊さんと徹さんの兄貴、弟分の話もね」と話を振ると、中村は「そうですね。意外とあの、デビューの番組のプロデューサーが一緒だったりとか、マネジャーも一緒だったりとか。割とよく一緒にいることも多くて。あいつの歌が売れた時も、俺のバンドでずっとやってましたから。だからいろいろと共通点も多いし」と関わりを明かした。

 「あとエピソード的には、あいつが『太陽にほえろ!』でデビューする前に、ちょうど俺のところに来て。色紙持って来て、“サインください”って言うか、“なんか書いてください”って言うから、俺が『いつまでもあると思うな人気と仕事』って書いたんですけど」と告白。「それをギャグのようにいろんなとこで、“これからデビューしようという若者にね、あれはないじゃないですか”みたいなね。ずーっと徹は語ってましたけど」と懐かしそうに話した。

 渡辺さんはその色紙をずっと大切に持っていたと紹介されると、「そうなんですよ。あいつが自分の部屋にずっと飾ってたって話を聞いた時、ちょっと泣きそうになりましたけど」と続けた。

 また、渡辺が新居を建てた際に招待されて行ったところ、「ピンポン押したら昼間、出てこないんですよ。うち近いんで、夜にでもっていって、ピンポンギャーッって押して。それでも出てこないんですよ。そしたらしばらくしたら後ろから、“雅俊さん、そこんち違う!”とか言って。真向いのうちでした」と笑わせた。

 「あと俺の引っ越し、中村家の引っ越しも俺はいなかったけど、徹が手伝いに来たりとか。なんかいろいろと振り返るとね、迷惑かけたことばっかしです」としみじみと話した。

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