20代に特化した転職サイト「キャリトレ」サービス終了　今後は「ビズリーチ」に経営資源集中

　転職サービス大手「ビズリーチ」が運営する、20代の転職サイト「キャリトレ」が12月21日をもってサービスの提供を終了させると発表した。

　「キャリトレ」は20代に特化し、企業やヘッドハンターからのスカウトや求人のレコメンドにより、キャリアの可能性を発見できるサービス。スカウト機能が多くの若者の支持を得ていた。

　ビズリーチは1日、「2022年12月21日をもって、当社が20代のビジネスパーソンを対象に運営するキャリトレ事業及び関連サービスの提供を終了する」と発表。理由について「当社が運営する、即戦力人材と企業をつなぐ転職サイト『ビズリーチ』の事業拡大に伴い、キャリトレをご利用の企業様・会員の皆様が、ビズリーチを併用してくださるケースが増加している」とし「これを受けて、企業様及び転職をお考えのビジネスパーソンにとって、より質の高いサービスの提供を目指していくために、ビズリーチに経営資源を集中していく判断に至りました」と経営資源の一本化するとした。

　「今後は、即戦力人材と企業をつなぐ転職サイト『ビズリーチ』を通じて、今まで以上に多くの企業様の採用活動ならびにビジネスパーソンの転職の課題を解決するためのサービスを提供してまいります」と呼びかけた。