ゆたぼん「炎上」をベテランユーチューバーが分析「アンチの感情の波を意図的に操る天才」

[ 2022年11月1日 11:56 ]

ゆたぼんのインスタグラム(@yutabon_youtuber)から

 ユーチューバー・シバターが、1日までに自身のユーチューブチャンネルを更新。「少年革命家」を名乗る不登校ユーチューバーのゆたぼん(13)を巡る“炎上”について、配信者の立場から分析した。

 クラウドファンディングで資金を調達し、「スタディ号」で日本一周中のゆたぼん。日本各地で不登校児とふれあい、夢や希望を与える活動をしている。だが、動画内での言動がたびたび“炎上”し、連日ネットニュースとなるなど高い関心を呼んでいる。

 最近では、日本一周の旅の資金が尽きたとして再び資金を募る動画を配信。一夜で100万円提供者が現れたが、実は詐欺だったとして「何を信じていいかわからない」と激しく落ち込んだ。しかし、新たに100万円提供者が現れ、実際に振り込まれた様子を動画で公開した。

 この流れについてシバターは「まず、ゆたぼんと父・幸也はもう引くに引けないんだよね。おそらく、もう普通の人生は歩めない。配信者として一生配信活動で食っていくしかない。ここから先ブレーキは踏めないから、アクセルを踏み続けるだけしかできないので、どんだけ恥さらしと言われても、炎上しても、人格を否定されても、活動を続けていかかなければ結局食えないから頑張っていくしかない」と分析した。

 続けて「今回の“お金がない”という炎上の流れ。ゆたぼんがお金ありませんということで、アンチが“子供に何やらせてんだよ”って騒ぐじゃん。でも100万円が入ることになって、ゆたぼん側は“アンチざまあ”って言ってアンチが悔しがる。からの、詐欺でした~で、アンチが喜ぶ。この流れを幸也が意図して、アンチの感情の波をわざと意図的に演出しているのだとしたら、天才ですよ。炎上商法をわがものにして、このネットの炎上を荒波をサーフィンのように駆け抜けていってるといっても過言ではないと思います」と炎上商法を絶賛。「ゆたぼんは自分のファンだけを相手にして商売をするには、ファンの数が少なすぎるから、アンチを巻き込まなければいけないんですよ。ファンだけを相手にして再生回数を稼げるほどの人気はないから、アンチもお客さんとして商売していかなければいけないというところ」とし「幸也がちゃんと計算して、自分にも“子供使って何してんだ”という批判が向けられることを承知でこの活動をやっていて、全て計算して一連の配信を行っているのだとしたら…やるやん、おもろくなってきたやん。と思いますね」と、2000年代からユーチューバーとして活動するシバターならではの視点で語った。

 また、「不登校」という肩書きを使ったゆたぼんについて「そろそろ重要な時期になってくる。まず、アンチが飽きるタイミングが来るかも」と指摘。「少年だったから注目されていた例もあるので、重要な局面を迎えるのではないかなと思っております」と今後に注目するとした。

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2022年11月1日のニュース