【滝沢氏退社 事務所発表全文】慰留も「固い決意尊重」井ノ原の人間力評価「らしくJr.を指導してくれると」

[ 2022年11月1日 06:01 ]

ジャニーズ事務所
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 ジャニーズ事務所は10月31日、滝沢秀明副社長(40)が同日付で辞任し、事務所を退社したことを発表した。グループ会社「ジャニーズアイランド」の社長も9月26日付で辞任。後任は元V6の井ノ原快彦(46)が務めている。

 
 以下、事務所が発表した全文。

 時下益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。
 平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。

 この度、2019年よりジャニーズアイランド代表取締役を務めてまいりました滝沢秀明が退任し、新たに井ノ原快彦がジャニーズアイランドの代表取締役となりましたことをご報告させて頂きます。

 9月中旬に滝沢前社長よりジャニーズアイランド代表取締役及びグループ会社役員を10月末に退任したいとの意向を受けました。滝沢前社長には、ジャニーとメリーの逝去という弊社にとってこれ以上ない大きな出来事に直面し、また、社会情勢におきましても新型コロナウイルスというパンデミックに見舞われるなど、非常に難しい状況下の中で、先頭に立ってジャニーズのエンターテイメントを守り、ジャニーズJr.育成の舵取りをして頂いた功績は大きく、今後も継続して頂きたいと慰留致しましたが、本人の固い決意を尊重し、次のステージへ進むことを取締役会にて承認致しました。

 在任中お世話になりました関係各社の皆様には格別のご厚情を賜りましたこと、心より感謝申し上げます。

 後任につきまして、ジャニーズJr.の育成はジャニーズJr.経験者に担ってほしいという先代社長ジャニーの遺志に従い、井ノ原快彦に社長就任を依頼致しました。

 井ノ原は12歳でジャニーズ事務所に入所いたしました。Jr.の人数がまだ多くない時代にジャニーと多くの時間を過ごし、直接指導を受けております。そして、V6では年齢の異なるメンバーの調整役を26年間、務めてまいりました。グループでの活動に加えて個人としても、数多くのドラマやバラエティー、情報番組MCと多岐にわたるキャリアを積んできた井ノ原ではございますが、Jr.時代には同世代の仲間が次々とデビューしていく姿を見送る側の立場も経験いたしました。そのような辛い時期を乗り越え、V6としてデビューするに至った人間力を高く評価しております。

 プライベートではジャニーズJr.と同世代の息子を含む2人の子供の父親として、自分が育った時代とは異なる価値観を持つ子供達への理解を深め、子育てをしている様子から、必ずやJr.のメンバーの話をよく聞いて彼らの能力を伸ばしてくれるものと期待しております。そして、ジャニーのタレント育成の本質であるタレントとしてだけでなく、人間的に成長できるように井ノ原らしくJr.達を指導してくれると確信しております。

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2022年11月1日のニュース