東大生×吉本芸人でお笑いライブ開催 東大生「尊敬しています」

[ 2022年10月9日 23:14 ]

「東大×吉本 現代お笑い学入門 第二笑」に登壇した現役東大生と(後列左から)ヨネダ2000の誠、愛、金魚番長の箕輪智征、古市勇介、ナイチンゲールダンスの中野なかるてぃん、ヤス
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 現役東大生と若手芸人たちが9日、東京・神保町よしもと漫才劇場で「東大×吉本 現代お笑い学入門 第二笑」を開催した。

 同イベントは東京大学と吉本興業で立ち上げた「笑う東大、学ぶ吉本プロジェクト」の一環として、東京大学の「体験活動プログラム」に参加して生まれたもの。東大生がプロデューサーとなり、学生らと同世代の若手芸人が一緒に共同の寄席を考案。東大生5人と、金魚番長、ナイチンゲールダンス、ヨネダ2000、軟水とで新しいお笑いライブを繰り広げた。
 ライブでは、聞きなじみのない単語を、それっぽく説明する「知ったかぶり講演会」など数々のコーナーで観客を笑わせた。

 参加した東大3年の谷藤雪乃さんは「ダダスベりがなくて良かった」と安堵の表情。1年の佐藤かえでさんは「私たちが考える面白いものと、劇場でウケるものに違いがあった。理論と実践には差があるなと。本当に尊敬しています」と笑顔で語った。

 金魚番長の箕輪智征は「学生が一人でコーナーを200個も考えてきてくれて」と東大生との打ち合わせでのエピソードを明かし驚かせた。
 ナイチンゲールダンスの中野なかるてぃんは「僕が大学生だったら舞台上でこんなにもいきいきと笑いを届けることはできないと思う。空気も読めて、その場にあったしゃべりができてすごい」と絶賛した。

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2022年10月9日のニュース