博多華丸・大吉、タカトシ 「地方吉本1期生」の悲哀 大阪の吉本特番「廊下で着替えてた」ワケ

[ 2022年10月9日 12:27 ]

(左から)博多華丸・大吉、タカアンドトシ
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 「博多華丸・大吉」と「タカアンドトシ」が9日放送のフジテレビ「ボクらの時代」(日曜前7・00)に出演して対談。それぞれ福岡、札幌の“地方吉本1期生”として感じた「大阪の厚い壁」を語った。

 初対面は年1回、大阪で行われる吉本の年末恒例深夜生放送特番。大吉は「大楽屋でね。あ、札幌のタカアンドトシくん!って。どうもどうもなんて言いながら。飛行機早かった?俺たちは新幹線で来たよとか」と会話したことを回想。華丸も「12月だからもう雪降りようと?とかね」と懐かしみ、タカは「だいぶ積もってます街中は、って話しましたね」と振り返った。

 本番に近づくにつれ、大阪の芸人が続々と楽屋入り。千原兄弟、中川家、ケンコバ、たむけんら勢いある大阪芸人が入ってくるなりミニコントのようにまくしたてて喋る姿に、タカは「物凄かった。パチンコ屋さんと思いました」と面食らったという。

 大吉は「俺らは目が合ってるんだけど、完全にいないものとされてた。ああ、地方から来たのねみたいな。いたたまれなくなって、ちょっとずつ荷物もずらしていって。4人で決めたわけじゃないのに、廊下で着替えてたよね。地方はダメだな、やっぱり吉本は大阪やでと」と苦笑。

 トシも「お笑い鎖国の時代でしたから。無理ですよ。ビビりまくって」と大阪の厚い壁を目のあたりにしてすくみあがった。一方、「地方組」の厳しさを共有し「あの一緒の境遇を経験したことで、ぐっと」とお互いの距離が縮まったといい「戦友」としての思いが強くなったと語った。

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2022年10月9日のニュース