松原耕二キャスター 細田衆院議長に「言葉で議論する場であるはずの国会の長が、言葉の説明を拒否して」

[ 2022年10月9日 14:54 ]

東京・赤坂のTBS社屋
Photo By スポニチ

 TBSの松原耕二キャスターが9日、TBS系「サンデーモーニング」(日曜前8・00)に出演。細田博之衆院議長は7日、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)側との接点について、衆院議院運営委員会の山口俊一委員長らに議長公邸で補充説明したことに言及した。

 A4用紙1枚で教団との接点を初めて認めた先月29日と同様、今回も会見を開かない「紙対応」で、問題の本質は、安倍派(清和政策研究会)の前任会長として教団票を差配したか否かだが、その「核心」には一切触れなかった。

 松原氏は「岸田さん、こうやって見てると、なかなか決められない人なんだなっていうことを感じますよね。細田さん、たしかに三権の長でなかなかものが言いにくいっていうのはあります。ただこれ議院運営委員会のメンバーがわざわざ公邸に出向いて非公開で話を聞くと。言葉で議論する場であるはずの国会の長が、言葉の説明を拒否して言論の府の中に立てこもって安全な場所にいるように見えるわけですよね。私が心配なのは、国会の権威がますます薄れていくんじゃないかと思う」と自身の見解を述べた。

続きを表示

2022年10月9日のニュース